本格推理委員会 (角川書店) 日向 まさみち

2007年02月03日 | 読んでみました
これまたお初の作家さんです。

日向まさみち さんの本格推理委員会ですよ

正直、表紙を見て「ラノベ?」みたいな警戒心があったのですが
角川はスニーカーを持っているので、ワザワザ角川文庫側で出すという事は
ラノベでは無いんだろうと踏んで購入。

で、本棚に順調に積まれていたのですが
ZOKUのラノベっぷりに毒されたっつーか
結果ラノベでもいっか~という気分で
読み始めましたよ。

書名どおり、基本はミステリなのですが、
ミステリ兼ホラー兼青春モノという角川お得意の(?)
パターンでした。

読み始めはミステリに見せかけたラノベなのか
という気分でしたが、半ばを過ぎたあたりで
文芸作品狙い?っぽい雰囲気というか
モラトリアム全開な調子に変わってきて
ラノベでは無いなってカンジで終了しました。

いや、別にラノベかどうかを知りたくて
読んでたワケじゃないんだけど…

個人的には最初のほうはビミョーと思ってたんですが
後半は割と前のめりに読んでました。
ご都合主義っぽさに過敏に反応しなければ
読みやすいと思います。

前述のとおり、割と幅広い需要を満たしているので
幅広さが嫌じゃない人は読んでも後悔はしないかと

ってカンジで毎度の事ながらストーリーには触れずに終了
コメント
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