墨攻

2007年02月04日 | 読んでみました
あくまでカテゴリは映画ではなく読書なのです。

テレビのCMで見て「墨攻だ!」って興奮しましたよ…
映画化されるんですね

で、映画の宣伝番組で、アンディ・ラウが
「原作はアクションメインだったけど…」
という発言をしていました………ん?

え~~~と、原作って……もしかして漫画のことですか?

というワケで公式HPをチェックしました
原作は漫画の『墨攻』で酒見賢一さんの小説は
漫画の原作扱いですか…

うぅむ…これはイタダケないなぁ…

確かにコミックの墨攻は非常に良かったです。
小説では全般的に淡々と語られていたのですが
コミック版は非常にドラマティックというか
動的で小説とは別の意味で楽しめました。

確かにコミック版で『墨攻』を知った方のほうが
圧倒的に多いのも事実だし、この映画の監督さんも
コミック版のファンだったという事なのですが…

やぱし『墨攻』は小説版を知って欲しいと思うんですよね…

酒見賢一さんと言えば、『後宮小説』に感動して以来
『墨攻』『陋巷に在り』と読み続けています
(陋巷に在りは最終巻後まで読んでないけど…)

何というか、中国小説の雰囲気を崩さずに
日本人に読みやすい文体なんですよね…
う~~む、拙い言葉では上手く説明できない…
是非本で欲しいんだけどなぁ…

そんな小説版というか酒見賢一作品ファンとしては
映画版の原作のコミックの原作小説という紹介は
あんまり嬉しくなかったのです…

コミック版も改めて読み直したいんだけど…

是非、小説も読んでね。そんだけっ
コメント
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