ターニングポイント

2007年02月06日 | テレビみました
例えば平成ライダー

仮面ライダークウガはイケメンライダーと
リアル路線というかお父さん向けシナリオへ
4クール通しでストーリーを語るスタイルへの
ターニングポイントでした。

その年は同時に、戦隊モノもタイムレンジャーで
同様の路線への変更を打ち出した記念すべき年でもありました。
戦隊モノは徐々にそういう傾向にありましたが
やはりタイムレンジャーをターニングポイントと
すべきでしょう。

そしてターニングポイントという程の
大きな変化はありませんでしたが
特撮マニアに”のみ”支えられていたというか
マニアの嗜好と厚意に支えられて
生きながらえていた感の強かった特撮も
少しずつ、普通の方向けの番組へと
変革して行った気がします

少しずつ少しずつ、オタクと一般人の間の差を
小さくしていってくれた平成特撮シリーズなのですが
2年位前かな?仮面ライダー、戦隊、ウルトラマンが
それぞれに「ちょっとそれは…」という状態になっちゃったのです。

どうみてもスポンサーの暴走にしか見えなかったのですが
真相は闇の中なのです…

で、前回のエントリでの
「何でマジレンジャーを見なかったのか」
っていう話に繋がるのです。

まず、仮面ライダーなんですが
555の後のブレイドが辛かった…
イケメン狙いが過ぎたのか、役者の役者としての
役を作る能力が低すぎました…
正直1年4クール見続けるのには
かなりの根性を必要としました。
これは商業的には成功したのでしょうか?

でも、その回あって、次シリーズの響鬼は
中学生日記テイスト満載でしたが
最初から最後まで楽しめました。
正義って何だろう?という問いを
お子様の心に刻めていれば幸いなのです。
そして、ディスクアニマルシリーズで
スポンサーもホクホクですよ。

で、さらにウルトラマンシリーズも崩れの予感ですよ。
ネクサスが10話近く短い打ち切りとなり、後に始まった
旧ウルトラ怪獣揃い踏みという、ソフビ売り路線の見え見えの
ウルトラマン・マックスは最初の3話で挫けました…

が、これは先輩に見せてもらった「第三番惑星の奇跡」
「わたしはだあれ?」が激ツボでした…
見なかった自分に超後悔…。
こういうのがあるから、切れないんですよね…
スポンサー的にはソフビ売れまくったんじゃ?
子供が欲しくなくてもお父さんが買ってそうだし…

が、最新作のウルトラマン・メビウスはど~~しても
受け付けずに見れませんでした…
なんつーの?萌え路線?ご近所路線?
萌えの方向が違うんだよね…

そして、戦隊モノもやっちゃいました…
異常に出来の良かった特捜戦隊デカレンジャーに
引き続いての番組では、とうとうスポンサーが
我慢できなくなったのか、
原点回帰という美名の下にというよりも
対象年齢をグッと下げて6ポケットを狙ったとしか思えない
お子様戦略のマジレンジャーがキツかった…
2話で断念…
結果、最終的には結構な人気番組になった上に
クトゥルー神まで出るという俺好みっぷりに
見なかった事を後悔ですよ…
奥様の従姉妹に「え?にゅきみさんマジレンジャー見て無いの?」
と引かれる始末ですよ…
つか24の女子と34の男子の会話が
特撮ですか、みたいな突っ込みはおいといて。

で、今回のボウケンジャーは面白かったです。
複数の悪役を設定する事で、薄さと間延び感を
あまり感じることなく最後まで突っ走りました。
ロボも過去最高の10体合体でスポンサーも
大満足でしょう。
次に超えるのはダイラガーXVくらいしかありませんよ。
ダイラガーの横積み合体はいかがなモノか?と思いますが…

あ、そんなカンジで、特撮モノの暗黒期にぶち当たったせい
というよりも、ブレイドのアレっぷりと、ネクサスの打ち切りのせいで
かなりモチベーションが下がった瞬間だったので
マジレンジャー見る気力が保てなかった
っつー、かなりどうでもよいオハナシでした。

そんだけっ
コメント (2)
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