【先回りしすぎて…】元気なうちのリフォームで「思わぬ失敗」 滑り止めで転倒、スロープが急勾配で登れない…工事が無駄になるケースも
最近テレビCMで、
「普段使いできる電動ベッド」
を見た。
入院病棟にあるみたいな、上半身を起こしたりできるやつ。
多分、元気なうちから使えますよ、みたいな。
あれを見て、心配になった。
どーなるかわからないのだから、絶対、「本当に必要になったときにレンタル」がいい!
買うな!
電動ベッドなんて、重くて処分に困る!
レンタルなら、いらなくなった途端、引き取りに来てくれる!!!
人間、歳を取るのは確実だが、「どうなるか」は、意外と予想を外す!!!
年齢が高くなってから、家を建てたり、直したりする件について。
昔、近所のお宅が、都合により、定年後に家を建て替えることになり。
夫婦だけの平屋。
旦那さん主導で、
「車椅子になってもいいように」
と、妙に通路の広い、しきりのない、部屋数の少ない家になった。
のちに旦那さんは倒れたが、脳の後遺症というか…すごく穏やかな人柄になり…でも体は元気で、車椅子はいらなかった。
どーしてか、想像した通りにならないものだ…。
やがて、奥さんが、老老介護で、うつみたいになってしまい。
市外に住む子どもさんたちが急遽、泊まりこもうとしたが、うまく寝る場所がない。
面積はないでもないが、落ち着いて寝られる場所がなく、急いで納戸をリフォームしたものの、ろくに使わず、ご夫婦で施設に入り、家は売られた。
もし減築する場合、
「非常時に、身内が寝られるスペース」
は、小さくても、残しておいた方がいい。
「子ども家族が帰省しても、近くのホテルに泊まらせる」
という考え方は、当然、ある!
しかしっ。
高齢親が急に不調になったら、「夜も同じ場所にいる」必要が急に生じる。
布団は用意しなくていいが、場所はいる!!!
遊びで泊まるのではない。
泊まる側も、疲れるのだ!