短からぬ過去、いろいろ不思議なものをもらった気がする。
「かわいかったからー」
などと、人形とか、置物とか、旅行土産にもらった瞬間の目のくらむような困惑といったら!
近年、不用品の寄付や転売の道が増え、本当によかった…。
ゴミ箱直行は、アタシでもさすがに…。
外国土産の、においの強いソープ、ルームフレグランスも、アウト!
甘いものを食べないので、菓子も困る。
切腹最中とか、やめて!
くれるなら、ビールください…。
土産ではないが。
小物、衣類も、なぜこんなに外れる? というぐらい、他人は、趣味の違うものをくれる。
しかも、衣類はたいてい、身体が入らない。
気痩せしてるみたい、あたし!!!
本をもらうのも、意外とダメ。
こっちが、「これをくれ」と言ったもの以外は!
どうせくれるなら、図書カードをくれ。
昔は、お中元やお歳暮を贈ったことも、もらったこともある。
必ず、
「結構なものを」
と、御礼を言われるわけだが、本当に適切な品だったのか、違うのか、スゲー知りたいと思っていた。
自分も、ジュースをもらえば、「ビールくれよ」と思いつつ、御礼を言うわけで。
虚礼廃止がわりと流行り、「自分のほしいものを自分で買う」時代になり、無駄が減って、ほんとによかった。
でも。
友人に、ちょっとした土産として、淡色のシンプルなコットンのタオルハンカチなんか、くれる人がいて、それはちゃんと使えて、うれしい。
タオルのくせに濃色で、
『洗濯時、色落ちする場合があります』
とあって、ほんとに水に濡れると色落ちするタオルって、なんなんだ、あれ?
何に使えばいい? いきなり靴磨きか?
もはや、友人の「新築祝い」なんかは、
「カーテン代の足しにして」
などと言い、現金を包んでしまう。
額が少なくても、現金こそが、最上!
お見舞いも!
あ、土産ね。
それは、あげる相手にもよるが。
日持ちする「おかずになるもの」「つまみになるもの」があれば、そういうものにしてるかな。
日持ちすれば、ほかへ譲ることもできるし。
自分もまわりも減塩世代なので、佃煮はNGだけど…。
他になければ、仕方がない。
京都土産なら、黒七味がほしいです。
昔のひとは、「安くても、大きくて、かさばるもの」を選びがちだった。
今は、「高くても、コンパクトで、軽くて、日持ちする」のが、お互い、持ち運びにもいいと思う。
お土産は、物体が<残らない物>がいい。
だって、趣味が合わないモノはホント困りますね。
コレ良いですね!