BS11「星漢燦爛<せいかんさんらん>」
冒頭こそ、ウーレイ・若き将軍の軍隊が勝利して帰還、というシーンだったが。
そのあと。
彼とも、かかわりつつ。
ヒロイン・チャオ・ルースーが、両親とも将として十数年留守にしていた間、祖母と叔母にネグレクト気味に育てられ、「悪たれ」とか言われており。そこへ両親が帰ってくるが…。
…。
わ、渡鬼…???
い、いや、落ち着け自分。
ずーっと「現代の中国時代ドラマ」を見てきたわけで。
いつの何とは言えないが、昔の中国の小説か。
ひとつの敷地に、血縁の数家族が一緒に住み、飽くことなく、疲れも知らず、ああだこうだ、口論の手前みたいな応酬を続ける…ていうの、初めて見るわけじゃなーい。
女がしとやかに夫に従うべし、みたいな教えは、
「そうじゃない女がざらにいるから」
存在するわけで!
第4話。
毒叔母はついに離縁され。
ヒロインは、やっと帰ってきた実母から理解されず、「しっかり躾なおす」と厳しくされ…。
その葛藤が、わりときっちり、細やかに表現されている。
わりと現代的~。
なお。
毒叔母の女優さん、誰だっけー、と思いながら見ていた。
あ! 「宮廷の諍い女」の後宮のひとり!