BS12 鬼谷子
ナゾなくらい、つまらない…と思いつつ、第19話…。
ひとつ前の第18話で。
うそだ!
うそ!
主人公、そこは、そいつを殺しておかないと!
話も不自然だし!
育ての親を殺された直後なんだし。
生きたまま辱めるなんて…いや、変だよ、殺しとけよ、あとでやられるよ???
こいつ…正体不明の首領にしては若すぎるし、さらに黒幕がいるのでなければ、とうてい納得できないのだが…。
でも、このドラマ、話が変なので。
このまま、「さらに黒幕」なしで、全52話最後までいくのかしら?
(…ここに至る前に、主人公の育ての親と仲間たちは、多大かつ残忍な被害を被っている。それは策略で、育ての親が敵を油断させるため、ていうんだけど…。不必要なまでの犠牲。頭いい人の設定だが…頭悪いんじゃない?
日本とはちがう残忍さの表現は、中国ドラマにはありがちなんだけど、こういう「無駄な堂々巡り感」は珍しい…。
で。
「宿敵」を縛って生かしたまま。
主人公と仲間たちは、やっと逃げ出し、本拠地へ戻ろうとする。
「生きて帰るぞ」
強い副首領と、武器もった兵士の一隊が追ってくる。
「主人公は生け捕り。他は皆殺しにしろ」
つまり…一目散に逃げればいいじゃないかっ。
追手の方が強いんだしっ!
みんなが守ろうとしている主人公は殺されない!
それなのに、何故か、山の中にワナを作って待ち伏せし、雑魚兵士をそこそこ殺すけど、味方も殺される。
…悲惨な闘争を描いたというより…頭いいはずの主人公、頭悪くないか!?
とにかく話として一区切りはつくのだが…。
そのあと、事情をよく知っている天子と王様の間で、政治的な話し合いが行われ…。
ほぼ…ふりだしにもどりました…みたいな状況に!
信じられん…。
これ、ほんとに、ワタシの好きな中国時代ドラマ???
…アレかなあ…。
中国大陸はコロナなんかなかったみたいに機能回復してるらしいけど、輸出できるドラマは不足気味で、ほんとなら輸出できないレベルのやつが、放送されてるのかなあ…。