輪島の完全孤立集落「情報ないんです」 徒歩で訪ねた記者が見た現実
『…大沢町には従来、60世帯100人ほどが暮らす。元日は帰省者が多く150人以上いたとみられる。訪ねた時点では30人ほどがヘリで避難済みだった。
揺れの直後、住民たちは津波を恐れて「高台へ!」と大声をかけ合った。食料を積んだ自衛隊のヘリが時折、公民館の隣の広場に降りるようになったのは5日から。それまで中嶋さんたちは住民たちが持ち寄った材料でみんなのご飯を作り続けた。…』
『…断水、停電が続く大沢町では9日になってWi―Fi(ワイファイ)がつながるようになった。そこで初めて、インターネットのニュースで家屋倒壊や土砂崩れ、津波など広範囲での深刻な被害を知り、多くの人がショックを受けた。
「映像を見て、輪島中心部でこんなにひどい火災があったんだ、って……。つらいのは私たちだけじゃなかったんですね」。…』
もとからの住人と、帰省した人たちだから、知らない仲ではないものの。
地震後、外界のことがまったくわからないなんて!
フィクションでしか、お目にかからない!
でも、ネットもテレビも、ラジオも使えなかったら…???
現代人、みんな、これに近くなりそう。
都会で人口が多くても、集合住宅の隣人とつきあいもないとか…。
恐怖でしかない!