ステージ4の大腸がんを経験したVTuberが訴え続けること 「がんになった人に対してこれだけはやめて」
若いくして大腸ガンになり。
標準治療を受けたが。
親御さんが新興宗教の信者で、そちらがらみの治療院に連れて行かれたり…。
だが、以前から、その宗教のせいで親と距離を置いており、
「論理的でないものを押しつけてくる人を疑う姿勢ができていたのだと思う」
つらい治療・闘病の中で、親とまで戦わねばならないなんて…。
強い人だー…。
SNSで知人に発信するうちに、知らない人から、安易に、いろんな治療や食品などを勧められ、それとも戦わねばならない。
「もしがんに効果があるという食べ物を勧めるなら、自分でお金を払って差し入れてほしい」
受け売りとのことだが、いい返し!
『…がんと闘っている患者が、あなたが勧めた効果のないものにお金をつぎ込んだとして、その責任を取れますか?そんな内容のつぶやきが医療関係者にリツイートされて回ってきて、ハッとした。
これまで何度も何度も患者が「やめて」と声を上げているのに、一向になくならない迷惑行為。最悪の場合、患者がそちらに引きずられて標準治療(※)から離れ、命が左右されてしまうことも考えられる危険な”アドバイス”だ。…』
『…治療中、親しい知人に向けてつぶやいていたSNSアカウントで、治療の経過を実況中継していた。自分の闘病経験を書き留める事で、誰かの役に立ちたかったからだ。
だが、治療内容を発信していると、フォロワーからも無責任な言葉が投げつけられた。 標準治療を受けているのに、「これが効くと聞いたので使ってみてください」と健康食品や代替療法を勧められる。「別の治療の方が良かったんじゃない?」と、絶えず別の選択肢の可能性を投げかけてくる。
「キノコとか『免疫の上がる食べ物』とかを紹介されて、そんなことを言われても困るなと困惑していました。気持ちは嬉しいけど、効くかもわからないその高いものを私に買えというのだろうかと」
もしがんに効果があるという食べ物を勧めるなら、自分でお金を払って差し入れてほしい、とも呼びかけた。
「これは受け売りで、自身のがん闘病について発信していた写真家の幡野広志さんがそんなことをTwitterで言っていたのです。当時、幡野さんがこうしたがん患者に対する無責任なアドバイスについて闘っているのを読んで影響を受けていました」 若く、がん闘病の時期も重なった幡野さんが、がん患者として発信していることに励まされた。…』