「三国志・趙雲伝」脱落!
もうムリ、録画を消化するのが苦痛。
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「テジョヨン」は、古い作だが、未見なので、なんとか、たまった録画をちまちま見ている。
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「六龍が飛ぶ」、二度目だが、前回数話見損ねたのもあり、途中から見始めた。
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ドラマ全体もだが、殺陣・アクションを見るのが、好き。
撮り方も、うまいなあ、と思う。
(日本のドラマに期待していなくて、あまり見ていないから、不公平になるけど。古いドラマはCGがなく、最近のドラマは「殺陣の発想」に注目する。CGで「なんでもできる」みたいになった時代、「どんな発想か」が大事になってくる)
「趙雲伝」は、そのへんも、つまらない
韓国時代劇、古いドラマでも、主要人物たちが、自分で馬に乗っている。
(なんで、俳優の体が、あんなにできているのか。…兵役があるからかしら。そりゃ、必要ない方が平和で、いいんだけど…。制作・演出側も、兵役についているか否かで、違ってきそうだ。…もちろん、不必要な方が平和でいい…)
(止まって、馬上で演技ししているときは、誰かが手綱を取っているはずだが、画面のつなぎかたの巧劣は、ある…)
(ジャニーズ事務所、売り出せないジュニアには、乗馬を身につけさせてほしい…。きっと役に立つ…)
「六龍が飛ぶ」、李氏朝鮮建国を、革命ロマンとして描いたもの。
結末が、めっちゃ、つまらない。
でも、殺陣がいいなあ、と思う。
(イ・バンジが、あんな心優しいキャラだなんて! ちょっと思いつかないぞ。でも、見てしまうと、あの繊細さと、心の闇の深さが、必要であったように思われる…)
とても細かく、スタントと交代しているはずなので、カットのつなぎを、じっくり見ている。
ドラマ撮影では、日本でも、たとえばオートバイに乗るシーンなど、必ずスタントが乗る。
だから、フルフェイスのヘルメットを着用。
平成の「仮面ライダー」でも、そう。
知ってから、オートバイの出るシーンを見ると、なるほど、「バイクにまたがり、メットを被る」ところまでが俳優でも、「走り出す」ところは、別の人。
何故か。
俳優が怪我したら、以降の撮影が大変なことになるから!
(「仮面ライダー・クウガ」、レンタルビデオを見ていたら、メットなしでオートバイに乗り、画面手前を横切るシーンが! コマ送りで確認、すると、顔が「肌色」…。さすがハイビジョン…)
昔の元祖「仮面ライダー」撮影は、キャストが怪我しても、おかまいなしだったようだ。
榊原郁恵が大映系のドラマに出たとき、自転車に乗って、「転んで横に倒れる」台本があり、マットも何もないのに、「はい、倒れて」と撮影され、ほんとに倒れて怪我をしたと、テレビで話していた。
ばかげている!
ふた昔くらい前、テレビに対して映画の方が格上だとして、映画を「本編」と呼ぶ、ならわしがあった。
しかし、そういう不合理な無茶を聞くと、
「『好き』を搾取するギョーカイ」
としか、思えない。
変な意識だ。
今のアニメ業界みたいに。
政府はクールジャパンとして売り出したいみたいだが、現実は『好き』の搾取に過ぎない。
本当に、「現場」を知っていたら。
兵役を経験し、軍隊の不合理を知っていたら。
あんなフワフワした、都合のいいことばかり、言ってられないと思うけど…。