「オッケー、Google」だの。
「アレクサ、音楽かけて」だの。
音声でAIを操作する必要性が全然わからず、むしろ恥ずかしさの山を越える方法がわからん。
しかし!
ネット記事で、乳幼児の子育て真っ最中の方々が、おむつ替えなど、まさに「手をはなせない」ときに、
「紙おむつ発注!」
とか、言ってるらしいと知り、ようやく腑に落ちた。
まさに、手を離せないよね
昔。
テレビに「リモコン」というものが初めて出現したとき。
「こんなもの、いるかねー。
テレビまで歩けないなんて、無精だねー」
と、言ったものだ。
本当だ!
本当なのよ!
でも、今は当たり前。
こんな年寄りにとっても、当たり前!
…今や、シーリングライトをLEDにしたら、それにリモコンが付いている…。
リモコンを家の中で行方不明にしたら…?
うわ、ややこしいー。
こうして…。
音声入力で「あれして」「これして」と言う時代…。
昭和ヒトケタの両親の死後、いろんなものを捨てた。
しまってあったが今は使わないものや、故人の記念品でしかない旅の思い出とか…。
高齢者は、思い出の中で生きている。
当人たちが生きている間は、意味があった、記念品たち。
私は…両親の生前、ある時点で、「自分が片づけよう」と覚悟したので、生前整理など求めなかった。
生きている限り、高齢者は、「いい思い出」の中でしか、生きざるをえないから!
それはさておき。
「私と弟を育てている時代は、『これ必要』と思って買ったんだな…」
と思うものも、いろいろあった…。
捨てるのだが。
買えば、1000円、5000円、ン万円、したんだろうな…。
と思われるものも、あるわけだ。
…こうして処分すると、「物を買う」気が失せる。
そして、今。
無我夢中で働き、子を産み育てている年代の人たち。
「これ、買わなくちゃ!」
と、迷わず買っているのだろう…。
夫婦共働きだと、連れ合いの収入をはっきり知らないとか、資産状況を知らないとか。
それがフツーだと思う。
しかし…。
うまくいっている時は、それでいいが…。
縁起でもないハナシ、申し訳ないのだが…。
(定年の年頃になって、ダンナさんとゴタゴタしてる知人がいて…!)
「消費者」という奴隷になっていないか。
お若い方々、本人に意味あるタイミングで、「我に返る」チャンスがあることを、心から祈る…。