なるべく外では、飲酒をしないようにしています。
年齢のせいもあるのか、すぐ酔ってしまうのです。
私は酔うと、笑い上戸になってしまいまして、何でもかんでも「笑い」のスイッチが入ってしまうのです。
50過ぎのおばさんが、一人でニヤニヤ（それでも笑いをこらえている）しているのは、さぞ不気味でありましょう。
周囲に迷惑をかけてはいけませんし、私もしらふのふりをするのは大変なので、特に一人の時はお酒を飲まないようにしています。
なのに、「さっぽろオータムフェスト2022」の4丁目会場で、つい、レモンサワーに手を出しました。
「バル エスパーニャ」さんの「北海道シーフードパエリア」。
こちらをいただくのに、飲み物なしはちょっとね…
やはりレモンは必須であります。
さて、「バル エスパーニャ」さんは、有限会社コンセプトが運営しているお店。
- スペイン料理&バル エスパーニャ（札幌市中央区南6条西3丁目）
- バル エスパーニャ カルネ（札幌市中央区南2条西6丁目）
- THE CRAFT（札幌市中央区南4条西4丁目）
を経営されております。
（上記のお店で、「北海道シーフードパエリア」はいただけます。）
今年（2022年）、東京・日比谷で行われた「パエリア タパス祭り2022 全国パエリア選手権」に出場、全国優勝を果たし、世界大会出場権を獲得しました。
ちなみに、「全国パエリア選手権大会」は2016年から開催。
過去5回の大会で、「バル エスパーニャ」さんは3回優勝し、国際大会では特別賞を受賞しているというのですから、国内屈指のスペイン料理店と言えます。
そんなお店のパエリアが、「オータムフェスト」でいただけると言うのですから、見逃すわけにはいきません。
紙皿にこんもり盛られたパエリア。
思っていたより量が多かったので、とても嬉しかったです。
実は苦手な魚介系。
ダシが良いか悪いかで、体質の合わないものになってしまうので、時に命がけの食事となるのですが、こちらのパエリアはさすが全国優勝をしているだけあって、実に良いダシ（しかも上品）を使っております。
嫌な臭みが、一切ありません。
ホタテ、ムール貝、エビがドーンとのっかっており、豪勢です。
さて、問題はお米。
どのような食感に仕上げていらっしゃるのでしょう。
本場のスペインでいただいたパエリアは（新婚旅行はスペインでした）、やたら水分が多く、それでいて米に芯がありすぎて、とても食する気にならなかったのですが、「バル エスパーニャ」さんのものは、柔らかくはないけれど、芯も一切なく、やや固め。
べちゃっともしておらず、ダシをしっかり吸っていて、良い塩梅であります。よくぞ鍋で作って、これだけの炊き上がりにされた、と感心しました。
おこげの量もちょうど良く、食感のアクセントとなっていました。
なるほど、美味しいパエリアは、こういう風に仕上げなくてはいけないのですね。
勉強にもなりました。
レモンサワーを二口飲んで、酔いが回りました。
美味しいパエリアをいただけて幸せだなぁ、と思った瞬間、「笑い」のスイッチが入りました。
もうこの後は、何でもかんでもスイッチが入りまくり。
このままではカフェに入って、コーヒーを飲みながら記事書きをすることはできないぞ、と会場を出ると、西11丁目まで俯き加減で、ウォーキングをしたのでありました。
（途中まで、笑いをこらえるのが大変でした。）
「バル エスパーニャ」さん、パエリア、美味しかったです。
ごちそうさまでした。
＜参考資料＞
- @ Press 「全国パエリア選手権で優勝！北海道札幌市『バル エスパーニャ』
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