会場を設けての開催は3年ぶりとなる「さっぽろ雪まつり」。
とは言え、規模を縮小しての開催のため見送りとなった企画もあり、ちょこまか変更が加えられている雪まつりであります。
例年なら「つどーむ会場」(東区)で行われる「スノー オブジェ コンテスト」も、「つどーむ会場」が見送りとなったため、今年は大通公園2丁目(中央区)で行われることになりました。
「スノー オブジェ コンテスト」は、北海道高等学校文化連盟石狩支部美術部生徒による雪像制作コンテスト。
生徒自らデザイン設計した雪像を午前8時半から午後3時までの間に作り上げなければなりません。
中高生の雪像作りがきっかけとなって始まった「さっぽろ雪まつり」にふさわしい企画であると言えましょう。
(大通公園で見られるのは、ある意味、ラッキーですね。)
という訳で、作品をご紹介します。
なお、コンテストであるため、審査のもと、優秀な作品には賞が与えられます。
受賞作品は、次の3作品であります。
第1位:札幌市長賞
第2位:さっぽろ雪まつり実行委員会会長賞
第3位:高文連賞
個人的には3位入賞の「鮟中模索」が好きであります。
アンコウの歯は、少し溶けて氷状となっており、さらに氷柱が出来ているものですから、唾液が粘ついているように見え、一層、モンスター感が出て恐怖感が増しております。
「暗い世の中を照らす一縷の光となれ!」
希望の光を頼りに進んで行ったら、鋭い歯がギンギンに生えたモンスターのごとき鮟鱇(あんこう)が待っていたという、なんともブラックユーモアがきいた作品であります。
あるいは!
アンコウを己に例えるとしましょう。
希望の光で暗澹とした世の中を渡って行こうとしたけれど、必死に進むうちにアンコウのようなモンスターになってしまった自分。
現実とはなんと厳しいことか。
心清らかなままでは生きていけない現代社会の様子を表現したのが、これから社会に出ていく高校生という、こちらの解釈もまたブラックユーモア的であり、私、ニヤリといたしました。
あるいは!
いや、ここまでにしておきましょう。
(あくまで個人的解釈であります。鵜呑みになさらないように。)
いずれにせよ、色々なアイデアを沸かせてくれる作品は好きであります。
来年はどこの会場で行われるでしょうか。
また、見に行きたいと思います。
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