私は普段は高架下を歩くのが好きではありません。
いつも薄暗く、排気ガスの臭いがして、あまり雰囲気が良くないからです。
しかし、自宅から北千住（東京都足立区）へウォーキングする時は、この「高架下」（写真）を通らなければなりません。
荒川土手までの辛抱よ、と自分に言い聞かせています。
それでもやっぱり好きではないので、途中にある整備工場のワンちゃん達に会うのを楽しみにしています。
こちらのワンちゃん達は実に大人しく、いつも静かに座っています。
私が通りかかるとちらっと私を見ます。
その時の表情が何だか面白く、いつも笑ってしまいます。
いやぁ、今日も暑いですなぁ、とかなんとか心の中でワンちゃん達に声をかけ、通り過ぎます。
もしこちらのワンちゃん達がいなかったら、この「高架下」は本当につまらない道となっていたことでしょう。
ずーっと元気でいてほしいなぁ、と思います。
さて、そんな「高架下」。
最近、私に心境の変化が起きております。
なんと、高架下ってサイコ―！だなんて思っているんであります。
理由は、夏のあの殺人的な日差しを遮ってくれているから。
高架下を歩く時は、日傘を差さずに済みます。
川沿いの高架下ならば、優しい風が吹き抜けます。
できることなら、ずーっとこの「高架下」を歩いていたわ、と思います。
しかし、この気持ちも夏が終われば、必ず消え失せることでしょう。
時と場でころころ気が変わるなんて、ずるいですねぇ。（苦笑）
もうちょっと「高架下」との付き合い方を考えてみることにしてみましょう。
