“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

23/11/26『盤の沢山』

2023-11-26 | 1道央の山

2023年11月の最終週は寒くて雪降り模様なので、

札幌近郊の山、豊滝の盤の沢山(893m)に登ってきました

 

積雪は、登山口とかわらず15cmほどで~す

 

天気がパッとしないので、2週続けての単独登山です。

そう、Motoさんとは昨日の土曜日にどこか登りましょうと話していましたが、

昨日は本格的な雪降りが、どこまで積もるかわからないという状況だったため、

登山は回避インドアランで過ごしまして・・

 

様子を眺めたら、一夜明けてその雪降りも大したこともなく済んだので、

こうして水墨画のような景色を訪ねてきました

 

雪の降り始めはこんな景色

 

あっと言う間に登って、降ります

 

僅か往復4kmながら標高差は600m弱稼ぐことができました

 

けっこうな急こう配で、雪の下の土が凍っているので気が抜けません

いよいよストックが必要で、冬山仕様、全身運動登山に衣替えの季節です

 

できればこのまま安定して寒いままで根雪になってくれると良いですが、

明後日にはまたプラス8℃と高い気温の予報です

 

12月となる来週末も似たような景色の中を歩いているでしょう

また来週

 

 

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23/11/19『樽前山』

2023-11-19 | 1道央の山

11月も下旬に差し掛かった週末の日曜日は、毎年のようにこの季節登り下りしている

樽前山(1,022m)、これまたお馴染みの支寒内からのルートです

 

東山頂上まであと500mの地点は、台風並みの横風

 

今週末の予報は、昨日の土曜日が登山日和ということでしたが、そううまく

スケジュール出来ない週もあって、今日日曜日の山行になりました。

昼の時刻から多少上向く程度で、どこもすっきりとした見晴らしを期待できる

山域がなく、わずかに千歳周辺の晴れを望んでやってきました。

 

朝、8:20_風不死岳、樽前山に積雪はほとんどなし(雲は多いけど、札幌よりはまし・か?)

 

天気はパッとしないけど、落葉が敷き詰められた歩きやすい登山道(林道)

 

と、思いきや、まだ数年前からの倒木が片付けられていない

 

それでも、少しずつ整備はされている様子・・

 

小雨がパラ付きだしても、苔だけはあいかわらず元気に美しい

 

登山開始から4kmを超えるあたりまでは時速5kmをキープ(装備は冬山仕様だけど、単独に付き動きはトレラン仕様です

 

3.6kmを超えたところから始まる日本庭園歩きは、何度来ても素晴らしい

 

932峰の後ろに青空が望めて、前倒しで天気回復期待

 

ここまで時速4.8kmで歩いてます(ランナーに時速〇kmと説明しても、ピンとこない人も多いのですが、、

 

このような計算を常に頭の中でしているわけです(この方のブログはこちら

 

時速4.8kmということは、km当り12分30秒で歩いているということで・・

本日の登りの行程が7.5kmあるとすると、このままのペースであるけば2時間かからずに

頂上を踏めるという計算になりますが・はたして・・・

 

ここからが標高差200mを直登していくのですから、当然ペースは落ちるわけで・・

 

振り向いて写真ぐらい撮らないと登山という感じがしません(支笏湖から西の方角がどんより)

 

932峰までは望めているものの、風不死岳は雲の中・・

 

ペースが落ちるのは、標高差だけでなく樽前山名物の強い風も影響します

 

溶岩ドームには、先日降った雪が僅かに残っています

 

比較的穏やかなのはここまで、この後は予報の風速11mどころではない横風が

 

写真ではわからないけれど、まともに立って歩けません

 

カメラで捉えられないけど、雪(霰?)が吹き付けています。

 

1時間43分ほどで東山頂上着(時速4.3kmでした

 

気温はそれほどでもないけれど、風による体感温度がかなり低いです

 

下りは駆け足です

 

肉眼ではもっと綺麗に見えているんですけれど・・

 

登山者は居ないと見ていましたが、風不死岳側から歩いてきたと思しき2名が西山に向かっていました

 

はい、

下りは時速6.8kmですから、歩きというよりはほぼ走って降りています。

寒いですからね

2時間50分のトレラン仕様樽前山でした

今日は、北日本よりも西日本、北九州から上の日本海の方が荒れた天気で

冬景色になったという特異な日だったようです

来週は定めし、白い景色のご報告になるでしょう

 

23/11/19「樽前山の風」0:24

 

また来週

 

 

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23/11/11『砥石山(福井⇒中ノ沢ルート)』

2023-11-11 | 1道央の山

札幌市内の平地に初雪が舞い降りた11月の登山は

近場の砥石山-といしやま-(826m)を西区福井の砥石沢登山口から南区中ノ沢登山口までの

10.6km歩いてきました

積雪5cmといったところの砥石山頂上から...

この季節の山選びはなかなか大変ですが、思い描いたとおりに視界が広がると

幸運を喜びたくなります。

札幌市の中央区にある800m峰の砥石山ですが、

西区福井から取り付いて南区南の沢に下るルートがあるのです

今日の北海道内は平地でも積雪が多くなるエリアもあるなか、

札幌近郊は、低山であれば晴れ間も覗くだろうと見込んで、敢えて初めてとなる

登山道を歩くプランを立てました。

大した距離でもないのでToshiとMotoさんの車2台を回遊させて、ワンウェイで歩く

ところがミソです

Motoさんの住む西区の今朝は、けっこうな積雪だった模様・・・

西区福井にある砥石沢川沿いを走っていくと、北菱産業という企業が広範囲に

採石を行っているエリアのゲート前に車両を止めるところからスタートする

ことになります(登山口まで車両を上げたけど、車両はゲート前までです・と

指摘を受け、ここまで下ってきました)

雪が解けて多少道悪の採石場を歩きますが、スパッツなしで十分

採石場内を走るダンプは、タイヤだけで人の高さになる超大型でした

遊歩道(自然歩道)といってマップがあるぐらいなので、マイナーなルートでも整備は良いです

目新しいヒグマの爪痕もあったりしますから、ToshiもMotoさんもこの時期は大型の鈴を鳴らしますよ

小林峠コースには沢がないので、沢筋の同コースは起伏に富んでいてgood

雪は落葉の上にうっすらと被る程度なので歩きやすい

巨木を眺めながらのこの時間、太陽が隠れて小雪も舞っていましたが・・

一番見晴らしの良いところで都心方向が開けてきました

そう、この季節の登山の良いところは、落葉した木々の間から夏には見渡せない景色を眺められること

藻岩山も眼下に眺められます(カラマツの紅葉がアクセントになって綺麗です

積雪は、このぐらいがマックスで登山靴に優しい

はぁ~このルートには、札幌市内を見渡すには絶好のポイントがいくつもあることが分かりました

ここから、石狩湾の洋上風力発電の風車が眺められるんです

5km歩いて間もなく頂上と言う先が青空だと・・幸せです

はい、頂上の記念写真2枚撮影のうち1枚は、やはり目を瞑っていますね、Motoさん

定山渓側の視界はガスっていたため、もっぱら都心の方向を写真に収めて下山します

雪の下の落葉が滑らないように慎重に下りましょう

食事は風の少ない三角山で

いつもカップラーメン、山では飽きません

砥石山を最後に見上げて・・

日当たりの良い尾根歩きの降りがこれまた美しい登山道です

ここが小林峠と中ノ沢コースの分岐地点

肢が勝手に動く下りでは、気温1~2℃でも汗をかきます

だけど、いったん谷筋に入ると雪が解けずに残っていて・・

木橋の上は凍っていて滑ります

中ノ沢登山口のすぐ近くに辿り着いたところにあるミニ滝は紅葉のまだ残る時期に眺めたい

思いの外、見どころの多い中ノ沢ルートの下り、ご苦労様でした

最初にデポした車両のある登山口にとうちゃこ

はい、今日の砥石山の登り下りで行き交った登山者は2組で、雪が舞う予報からなのか

この時期としては少ない印象でした。

山選びの難しいこの季節は、近場を登りましょうという登山者がけっこういるはずですが、

雪予報は敬遠されますかね?

1年52週登っている者としてこの程度の雪降りは、これからの季節、白銀の世界を

イメージできてgoodなんですけどね

また来週

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23/11/03『アンヌプリ』

2023-11-03 | 1道央の山

11月最初の登山は、紅葉の締めくくりと考えてニセコへ向かいましたが、

お目当ての「神仙沼」に行くためのニセコパノラマラインが冬季閉鎖されており、

止む無く「アンヌプリ(1,308m)」を登ることにしました

 

9:10]ニセコ連峰の南端にして、最高峰のアンヌプリ頂上にこの時期雪がない?

 

ニセコパノラマラインの冬季間閉鎖の情報をネットで調べても満足に検索にかかりません。

我々の知りたい情報は“いつから”閉鎖されるのか、または“いつから”開通するのかという

ことだけなのだけれど、それを明確に知らせてくれるサイトをご存知の方がいたら教えて

欲しいです

 

当初予定の「神仙沼経由~シャクナゲ岳」を取りやめて..

アンヌプリに変更し、登山口までやって来たけれど他に車両は無し

 

先日、羊蹄山やニセコ連峰に降った雪は、この暖気ですっかりと解けていること

だけはハッキリとしていたので、

それなのに・・という思いもありますが、

ま、11月に入っているのですから致し方ないところです

 

風が強いという予報に加えて、ガスって頂上は望めないなか出発

 

途中、突風に煽られてザックカバーも外れるような状態でしたが、風下は意外と穏やかで・・

 

頂上は強風で体感温度が相当下がることを予想していたのに、この時期にしては本当に温かい

 

いくつものスキー場を従えているアンヌプリの頂上避難小屋(駆け込み寺)で一休み

 

こんな日でもないと、ここに入ってみようかとも思わない空間

 

しかし、冬には、ここがあることで助かる場面がいくつもあったことでしょう

 

下りでも結局景色の望めない残念な山行になってしまいました

 

天気予報だけをみると、3連休の初日の今日は決して登山日和予報ではないのですが、

今週は、3日以外に登山の日程を組めないのでした・・・

 

ということで、紅葉前線の進捗状況を美しい写真を張り付けてお伝えしたかったところ

残念な報告になってしまいすみません

 

このような週末もあります

また来週

 

 

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23/10/22『紋別岳』

2023-10-22 | 1道央の山

寒気が押し寄せてきた10月後半の日曜日は、安心・安全の山選び・・・

支笏湖外輪の山紋別岳(866m)に登ってきました

 

7合目のこの笹原から眺める支笏湖外輪山の最高峰「恵庭岳(1,320m)」が実に美しい


阪神タイガース、そしてオリックスバッファローズ、

セパで今期優勝を果たした関西2球団が共にCSファイナルステージを

勝ち進みました

訳あって、阪神大震災以前まではタイガースを、そしてそれ以降はバッファローズ

を応援しているToshiとしては、もうどちらが日本一になっても嬉しい

つまり、タイガースは38年振りの日本一をかけて、そして59年振りともなるらしい

関西球団同士の対決が観られるだけで大・大満足です

岡田監督の朴訥なコメントを聴くと、気持ちが野球小僧だった頃の少年に戻っている

Toshiなのでした


さて、予報が冴えない北海道の週末でしたが、前夜、低山にも雪をもたらした寒気は

芸術とも言える景色を運んできてくれました

 

常磐のあたり民家を抜ける道で、思わずカメラを持って社外に飛び出すToshi

 

朝9時少し前の展望台からの支笏湖と樽前山、風不死岳の景色

 

常磐から支笏湖までの道道78号線は朝の時間、路面が一部シャーベット状で

注意が必要でしたが、9時近くにもなって陽射しがあるともう心配はありません

 

登山口から湖畔を通して望める樽前山はもう雪景色です

 

この季節ならではの落葉の絨毯に心が和みます

 

雨が長く続いた週末となったので、この日は頂上までほぼ林道を行きます

 

色付きは実はまだまだで、緑の葉が多く赤が少ないと感じます

 

少しの積雪が山の輪郭を浮き立たせます

 

苫小牧の沖合にも光線が降り注いでいて美しい

 

毎度のことながら、このロケーションをパノラマカメラで撮っても広大さが伝わりませんね

 

恵庭岳が後ろに従えている「漁岳(1,318m)」はどういうわけか、い~っつもガスています

 

しかし、少しでも青空が望めると気分が上がりますね

 

お~っ、頂上に着くと藻岩山から札幌都心にかけて光が射して美しいではありませんか

 

頂上は電波塔だらけだけれど、東西南北眺められる良いピークであります(千歳の街がうしろに・・)

 

今日は、曇天ながら、樽前山、風不死岳が雲に隠れることは一度もありませんでした

 

だけど、雨またはみぞれの降っているようなところはあるのです(アソコの白いところ・・)

 

でも、太平洋には光も射していて

 

支笏湖から流れていく先の千歳川もよく眺められます(中央右に名物の発電所

 

下山時もまだ青空が望めます(午後からは下り坂の予報)

 

多峰古峰山-たっぷこっぷやま-の南北を縦断する丘陵地に光が当たって地形がよ~くわかります

 

下りも林道を歩くルートは、距離だけは往復10km稼ぐことができます(直登したらわずか数kmな・の・に

 

はい、下山時まで木漏れ日が射すまずまずのお天気に恵まれました

 

お仕舞は「秀逸の道」に指定されている支笏湖を巡るドライブコースから望む恵庭岳

 

ランニングの途中、雪虫が舞ったと思ったら、数日間で秋から冬に三段跳びの

北海道です

MotoさんとToshiは、冬になってもやりたいことが“わんさか”とあるので、

別に秋が名残惜しいとも思いませんが、あと1、2週は紅葉の便りをお届け

したいと考えているところであります

今週末は、果たしてどっちの紅葉の景色に向いていくことでしょうか。

 

乞うご期待

 

(今日は、温泉に入らずにMotoさんと道展を観に行くことにしました。

 その報告は明日以降またさせていただきま~す

 

 

 

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23/09/10『神威岳』

2023-09-10 | 1道央の山

9月に入って涼しい近場の登山を企てましたが、まだまだ暑いです

今週も定山渓、小金湯から登る山「神威岳(983m)です

 

よ~く見るとMotoさんは(タイマー10秒設定時)かな~りの確率で目を瞑ってしまうのが不思議です

 

山の上は下界に比べて涼しいはずで、標高が100m上昇すると気温は0.6℃下がるというのが定説です。

しかし、今日は9月も中旬に差し掛かろうというのに暑いです。

登山開始から標高983mの神威岳頂上に至ってもなお風がなく暑い一日でした

 

国道脇の某所に車を止め、今はまだ車両が通行不可となっている百松橋を目指します

 

以前はこの先の林道始点に広い駐車スペースがありましたねぇ~

 

取り付き地点(林道始点)の趣は以前のまま

しかし、

始点を歩きはじめて1kmも歩かない林道途中にヒグマの新しい肢跡(今日もkoyaさんがスプレーを持参)

 

やれやれ、

林道は次の林道までの繋ぎの登山道に導かれるけど、ま~だらだらと距離だけで標高は稼げません

 

そして、次の林道(といっても廃道になっている)に取りついてからが長い・・

 

その(体をなしていない)林道の終点に掲げられている(いた)標識は倒木の下になっていて役目を果たしていません

 

だけど、

その後の登山道は意外にしっかりしていて大雨にもビクともしなさそう

 

いよいよ神威岳の頂上が間近に迫ってきて

 

斜面もジグを切る九十九折道の途中にロープがヒックスされている箇所が増えてくると・・

 

間もなく7合目の見晴台で一休み

 

そして、

頂上尾根に取りつくアプローチのコルに差し掛かって一同感嘆の声(あすこです)

 

もう少し手入れを行き届かせていただきたい登山道はところどころ笹が煩いのです

 

はいっ、

頂上直下のロープの登りを越えればあと少し

 

hashimoさんも危なげないですなぁ~

 

記念写真は1枚だけ

 

札幌の都心がリアルに望めて

 

残雪期の手稲山エリアの登山に思いをはせるMotoさん

 

昨日歩いた藻岩山も見下ろせます

 

そして、

一番近くに臨める「百松沢山(1,038m)」は残雪期にスノーシューで歩きましょう

 

お別れは、(神威岳と兄弟のような)定山渓天狗岳を眺めながら

 

下山も気を抜かないように

 

陽射しがあたるところは暑いけど、ほとんどが日影の行程なので助かります

 

立派なトドマツ林の間を軽快に下ります

 

そして風の通らない長い林道を、

 

豊平川沿いまで来ると残りはあと少し(雨が降った後はとても近づけません)

 

百松橋はいつ頃開通しますかね

 

 

豊平川の上流も急流なところばかりじゃない

 

神威岳には何やら定山渓ダムの展望台からアプローチするコースがあるんだとか?

確かに、小金湯から百松橋を通る登山ルートの8合目付近と思える神威岳最後の

登りの手前でダム方向に向かう登山ルートとの分岐がありました

 

次に登る機会があるかどうかわかりませんが、あるとしたらダムからのルート

で烏帽子岳を含めて登り下りしたいと思います。

 

秋だというのに思いの外暑い中の登山

お疲れ様でしたっ

 

 

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23/09/02『朝日岳、夕日岳』

2023-09-02 | 1道央の山

9月になり、朝夕はなんとか涼しくなってきた土曜日は、

定山渓の谷(豊平川)の対岸を詰めた山朝日岳(598m)」「夕日岳(594m)

一筆描き登山してきました

 

朝、6:30_山の絵ではなく、川の絵(下流)から始まる定山渓登山です

 

明日、Motoさんは石狩サーモンマラソン10kmに初参戦するため、

前日の今日は「(あまり負荷のかからない)Motoさん未踏の2座はどうですか?」と

お誘いすると、迷うことなく「行きましょう」となるところが自信の表れですね。

さすが登山だけでなくランニングもトレーニングに取り入れているMotoさんです。

 

さて、渓谷を挟んでの位置関係は、

温泉の中心地(定山渓神社)を境に左岸(西)が朝日岳東(右岸)が夕日岳(北に定山渓ダムがあるよ)

 

神社の駐車場から眺める西(左岸)の風景に写る「朝日岳」を最初に登ります

 

豊平川を渡って鹿の湯(花もみじ)を過ぎると突当りが登山道です

 

と、と、登山道に入る50m手前のこの石段の急こう配が凄い(太田神社並)

 

Toshiは2回目なのですいすい来れたけど、この(岩戸公園コース)登山口の位置は分かりにくい

 

よく見ると、「定山渓温泉のすぐ後ろにそびえる山」と書いてありますから、朝日岳の方が後ろってこと?

 

標高が上がらず何度も繰り返す九十九折(トラバース)の路肩が心もとない・・

 

だけど、朝日が木漏れると朝日岳って感じがします

 

上空は青空なんだけど、空や四周の景色の見渡せない残念な朝日岳頂上にとうちゃこ

 

立派な標識・・だけが取り柄と言ったら失礼でしょうか

 

三角点も立派です(かね)

 

お社がとくに残念です(温泉登り口に立派な鳥居があるのに)

 

下りは「豊林荘コース」で比較的登山道がしっかりとしています

 

あっという間の下山途中、

トレランチームの20人ほどが駆け上がって行きました(でも、結局登山者はこの方たちだけ)

 

橋まで下って、1座目の朝日岳終了

 

トレランの皆さんに笑われましたが、虫ではなく草の実なので気持ち悪くないです

 

いったん定山渓の中心の国道歩きを凡そ1.5km

 

そして、定山渓神社を基点に次の「夕日岳」に向かいます

 

ここの登山口もけっこう分かりにくいけど2度目だからね

 

倒れていた看板に書かれている「定山渓温泉を一望できる・・」は果たして本当か?

 

なかなか標高を上げないジグザグ道は朝日岳といっしょだけど、登山道はしっかりしている夕日岳

 

大きく南北に迂回した感のある登山道もいつしか稜線歩きとなり・・

 

夕日岳に登頂だけど、どこからも定山渓温泉を一望になどできない山頂

 

しかしまぁ、登りでは確認しなかった折り返し地点の肩に見晴台がありました

 

ここから背伸びしてなんとか望めた余市岳~定山渓天狗岳、手前の小天狗岳

 

無意根山も当然背伸びしないと望めません

 


見晴台からの下山は白糸隧道コースに降りようと考えていましたが、

廃道となったのか「立入禁止」となっていました。


 

下山時刻10:40ともなると下界はけっこう暑いです

 

晴れた日に目指した2座でしたが、これだけの良い天気であれば、

出来れば下界と隔絶された高峰に登りたいものですね

 

そんなことを言っては「朝日岳」「夕日岳」に失礼なので、

山旅の気分を上げるためにオマケを付けてもらいました

 

頭寒足熱ということで、定山渓名湯の足湯とガリガリ君のセットです

 

しかしこれは失敗、足湯が暑すぎて・・山歩き後は足は冷やさないと按排悪いです

 

はいっ、明日は石狩サーモンマラソンに応援に行きます

Motoさんも鈍亀チームのTシャツ来てマラソン初参戦なので、

快走をカメラに収めて報告したいと思います

 

登山は、また来週

 

 

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23/08/26『藤野富士』

2023-08-26 | 1道央の山

残暑厳しき8月最終の土曜日は、札幌近郊の山「藤野富士(651m)」と、お隣の「常磐ヒルズ(532m)

そして、「藤野マナスル(316m)」の梯子登山でした

 

 

藤野聖山苑の中腹から眺める藤野富士です

 

兼ねてより、天気予報がパットしない週末に登りましょうと打ち合わせていた

藤野富士でしたが、天気は思いの外パッと致しまして、満足のいく低山歩きに

なりました

※以前に書いた、藤野富士以外の藤野三山についてのブログは⇒こちら

 

9時開苑ということで、開門前の6時30分にゲート近くに止めた車から登山スタート

 

よく整えられた霊園の中を、藤野の山々を近くに感じながら歩く・・・

 

ゲートから約1km歩いて、お墓の最上区画の端っこが登山口

 

登り始めはちょっと笹がうるさい

 

深い針広入り交ざった林の中に朝の光線が射して美しい

 

しばらく歩くと登山道らしい踏み跡の明確な道となる

 

はじめに「常盤ヒルズ」へ向かうため分岐地点を左折

 

常磐ヒルズと呼んでいるけれど、確かに「常盤」エリアが広く眺められはじめます

 

折れると後ろの「藤野富士」がなんとなく、こんもり望まれてくる

 

常盤が望めるヒルズなのに、なんで常磐かの説明はないけれど、御料地ならぬ御料林はわかりました

 

緑の濃い時期は四周の視界は利きません

 

常磐ヒルズから北西にいったん下った後の登り返しが“なかなか”急であります

 

8合目ぐらいと思われる西斜面が坊主なので、ここを「見晴台」と呼んでいるようです

 

頂上はどこも視界が効かないけれど、ここからは東の方角がよく望めます

 

 

主に常盤カントリーや真駒内カントリーといったゴルフ場を眺める絶好の場所です

 

遠く南には支笏湖外輪山が霞んで見えます

 

霊園の敷地内の歩行も含めて3.7kmほどの行程でした。低くても富士は富士

 

下山はヒルズを通らないので登り返しなくどんどん下って行きます

 

食べられないけど姿は立派です

 

あ~もう霊園ですかぁ

 

ご覧の通り、まだまだ空きの多い区画に入居可能です

 

ここからの眺めが今日一番かも?

 

藤野富士の麓で花に囲まれて眠るのはいかかでしょうか

 

はい、聖山苑をいったん出て、今日は藤野のもう一座「藤野マナスル」に向かいました。

登山靴を履いたまま車に乗り込んで走ること10分程度、少しうろつきましたが、

藤野マナスルのマイナーな方(東尾根)の登山口から登り始めて...

往復2.3kmの短い行程でしたが、たのしめました

(なんでヒマラヤの8,000m峰マナスルの名前を付けているのかは今度時間のあるときに調べます)

 

この山も夏場は視界が開けていないため眺めはありません

 

一本〇ソのように太っとい松ぼっくり..お土産にはならんかい

 

登山道、そして山麓にはいたるところに見事な栗の木

 

収穫の秋に登りたい藤野の低山歩き・でしたね

 

どちらの山も緑濃く、直接陽があたる場所の少ない登山道だったので、

焼けるような暑さはありませんでしたが、下山後は酷いです

 

こんな暑さも今日がおそらく最後となる予報です。

というか、なってもらわないと明日の北海道マラソンは倒れるランナー続出になるでしょう。

雨祈念

して、頑張ります

 

 

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23/07/17『札幌岳(冷水⇒豊滝ルート』

2023-07-17 | 1道央の山

7月の三連休、皆さんはいかがお過ごしでしたか?

コロナからの解放感からなのか、三連休はとにかく人出が多そうです。

連休初日の15日(土)は、全道、あいにくの天気だったのでToshiが企てた登山計画&

キャンプも悩んだ挙句の中止としました

 

ということで、週一の登山は連休最終日、Motoさんの計画で「札幌岳(1,293m)

に(登り:冷水コース⇒下り:豊滝コースで)登ってきました

 

な~んも言えねぇ、じゃなかったな~んも見ねえぇ~が正解

 

今日のように視界がきかない、、かといって雨が降るわけでもない、

悪天とも言えない中途半端な天気の日の登山も、

一年に一度ぐらいはあります

 

しかしまぁ~6:30時点で登山口に車両がゼロと言うのは、いかにも珍しい

 

植林と言っても、これだけ揃ったトドマツ林は美しいの一語に尽きます

 

今日のメンバーには、koyaさんとHashimoさんが加わっているので花があります

 

梅雨空一転、全国的に猛暑が押し寄せているので沢水の流れる場所はオアシスです

 

冷水小屋到着

 

数少ない北海学園大学管理の小屋「冷水小屋」です

 

冷水コースの登山道は、雨後の竹の子ならぬ“笹の子”の背丈が増して、思いの外邪魔くさい

 

ドロドロ、ぐちゃぐちゃだけど距離はそう長くないのでね

 

一日続いたらそりゃ疲れますわ

 

涼しい時間に頂上到着することができたけど、視界は終ぞ効かなかった~

 

40分そこに止まっても視界は変わらないので、下りは豊滝ルートの急坂を下ります。

(予め車両1台デポ済)

標高150m下げたら藤野の山が浮かび上がってきました(ようやく・・)

 

急坂の下りが続くけど、冷水コースよりはるかにしっかりとした(雨に強い)登山道

 

さあ、下りのハイライトは“熊撃退スプレー”についての談義です。

なんと、koyaさんは消費期限は切れているものの、れっきとした『熊スプレー』を

携帯しているというので、その効力の程を確認させてもらいました

 

上のアイボリーの安全弁は噴射するとき外します。

 

あっ、ヒグマがこっちを睨みつけて、今にも襲い掛かって来そうだっ

ザックの横から素早くスプレーを取り出して、

安全弁を取り外すまでの行動を焦らずスムーズにできれば

 

こりゃあ、思った以上に凄い圧力で吹きかけられるものです

 

そして、風下になっているわけでもないのに、噴霧されたカプサイシンと

思われる中身の成分が少しの量匂いとして鼻に入って来ても、一同咳が止まりません

こんなものを顔に向けられたら、いくらヒグマと言えども、いや嗅覚の鋭い動物ほど

這う這うの体でその場から逃げ去っていくでしょう

 

こんなアトラクションが秀岳荘であったら、高くても買います「熊スプレー

 

なんと、標高差550mを距離1.7kmで降ってくる豊滝コースはなかなかですよ

 

最後は長い林道歩きで締めくくり・・・

 

生憎の曇天でしたが、こんな日もあります

三連休、一日でも山の頂上に立てれば、また一週間頑張れます

 

来週はいよいよ二年越しに向かうはずの「日本最北の百名山

お楽しみに

 

 

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23/07/02『空沼岳』

2023-07-02 | 1道央の山

7月になりました

だというのに、例年にない涼しい週末を迎えた7月最初の日曜日は、

札幌近郊の山「空沼岳(1,251m)」です

 

朝7:30_万計沼の景色

 

週末の天気の巡り合わせが良くなりません。

Toshiさんも、出来ることなら土曜日登山⇒日曜日はランニングがよいのですが、

そんな都合通りお天気は変わってくれません

 

今週末は、今日日曜日の午前中しか晴れる確率がよろしくないので、遠出はせず

近場の「空沼岳」を選んだわけで、札幌近郊の山には大変申し訳ない

 

万計沼から流れるこの万計沢川は、湯の沢川と合流し後、真駒内川(真駒内公園でお馴染み)となり、やがて豊平川になっていきます

 

万計沢川沿いはフキの繁殖が多いです

フキの多い沢を渡渉して、尾根(登山口)に取りつくところからスタート

 

いつからか分かりませんが、フキの里と化している万計沢川とはいったん

離れますが、再び標高754mで登山道と交わり、左岸に渡渉後は万計沼までの間、

沢の水音を聴いての森林歩きが特徴の登山道です

 

その第2の渡渉地点は、立派な橋が掛けられていました

 

万計橋だって、名付けたもん勝ちでしょう。

 

すべるヨ~”のプレートは鉄板の打ち出し、芸が細かい

 

で、いつになく、ここから先を細かくレポートしたいのですが、

凡そ5km弱ある長い森林浴登山道がまず行き付くところは、この滝を越えたところにある

 

下から写すと、Motoさん右上・です

 

近付く滝の先に、

 

まだ、沢は続き、

 

振り向くと滝は、壺にはなっていない。

 

ここまできて沢はほぼフラットになって、標高910mです

 

もう沼が間近となったときに、逆光であたりがやたらと暗く感じます

 

Motoさん、もう沼沿いで待ち構えています

 

近付くのは、Motoさんであり万計沼です。

 

こうなる行程が、空沼岳登山で一番マイナスイオンを感じる瞬間です

 

暗い行程から..MAX明るい沼のうしろは青空

 

爽やかなそよ風吹く万計沼とうちゃこで~す

 

この時間、小屋を覗くと前泊者が複数もうすでに頂上に向かっている様子・・

 

そして、次に訪れるのは真簾沼

 

昨日の降雨量ぐらいでは沼の水は溜まらないのか(水、少なめです)

 

万計沼⇒(2km)⇒真簾沼⇒頂上まで2km弱の行程は、

 

9合目を過ぎ、札幌岳との縦走路の途中の稜線に出て初めてこの景色

 

空沼岳登山は、一貫して太古のの巨木を観察しながらの森林浴登山で、

下界の報われる景色を望めるのが頂上下400mまで来ないと・・というのが

ちょっと残念なところですが、

 

頂上ではこの景色(Toshiの右上に羊蹄山)

 

実は、本日たった今、『空沼岳』のプレートが新しくなりました

 

ToshiとMotoさんが頂上に辿り着いたとき、空沼岳(万計山荘)を守る会の人たちと

思しき皆さんが、この真新しい標柱を「今、立てたばかりですよ」といって

下山されました

アップにするとほらね「'23.7.2改置」

 

西の方角は良い天気です(中央に羊蹄山)

 

北の札幌方向も写真では雲が多いものの、実は石狩湾まで望めました

 

札幌岳の縦走路方向に、残雪期しか登れない「狭薄山(1,296m)

 

南の恵庭岳、支笏湖方面だけガスに覆われて・・

はい、午後にかけてお天気が崩れるので、いつものように40分弱で下山

 

雨がポつポつと降り始めた下山途中、最後に「青沼(875m)」を眺めて

 

予報通り、午前中早い時間の行程で山座同定ができる素晴らしい景色に

迎えられました。

特に、藤野三山他、札幌近郊の山は近すぎてその位置関係をよく知らずに

外ばかりを向いて出かけていましたが、歳を経るにしたがってこれから

お世話になるその里山達をもっと良く知らねばなりません。

 

ともあれ、「天気が怪しいときは札幌近郊の山」は続きます

また来週

 

 

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