10月最後の登山は、日高山脈の山「久山岳(1,412m)」です
芽室岳を背に
わけあって、今日は帯広一泊の翌日登山となりました。
昨日は、札幌から北見を回って帯広までおよそ500kmの道程を車で
走りましたが、釧路が加わらないだけまだ楽であります。
ということで、帯広から帰札の途中の久山岳は、10月に登った剣山の
お隣の山です。
■8:50 林道途中駐車スペース
登山口にたどり着くまで、何処に車を止めるのがよいかとても悩む
林道..というか、宗教団体の敷地内の道です。
たまさか、刈り込んだ下草を軽トラに積み込んでいたお爺さんに、
どのように行けばよいかお聞きしたところ、丁寧に教えてくれました。
軽トラ(四駆)が走りやすいように狭くしているのでは?といじわる
な見方をしてはいけませんが、いじわるな道を抜けて、昔Amigoさん
と登ったときの記憶のままの広いスペースの途中に止めました。
笹の登山道を抜けたと思ったら、まだ林道歩きが続くのねぇ~
■9:10 登山口
広い登山口だけど車両ではここまでこられないのが残念
一週間に数人の登山者しかいない入林届
紅葉はすでに終わって、カラマツの黄色い葉ぐらいしか残って
いないので、常に向かう久山岳の頂上が眺められるこの時期は、
まあ訪れた時期としては良かったのかも・・
入林届に、昨日笹狩りが行われたことがわかる記述通り、
2合目ぐらいまでの比較的背の高い笹は刈り込まれていてよかった!
そうでなければこの山は、頂上の直下までとにかく笹が多い山で
朝露が乾かない早朝はカッパの上下が必須と読みましたよ。
何処を歩いても葉っぱが無く視界が効くのがとっても良いのです
およそ6合目で眺める剣山
何といったかな?この辺りに多い、松にぶら下がっている藻のようなもの・・
途中、何とかの岩..と命名された岩を眺めると霊場感出ますが
どちらかというと合目標識にして欲しい
■10:55 頂上
ハッキリと申し上げて、残念な頂上ベストテン内の..というかワースト
に入る頂上です。
剣山の姿もちょっと脇へ出ないと望めないし、(剣山の後ろは広大なる十勝平野)
北日高の核心部分も木の枝が邪魔で見えにくい..
でも、まあ、恐る恐る岩を少し伝って歩くと眺めることはできます。
いかがでしょうか、この眺め
左から妙敷山⇒伏美岳⇒ピパイロ岳⇒1967峰と続いて、左手前は(十勝)トムラウシ山
さて、北側は?
写真はどうも遠くの山がちっこくなっていますが、肉眼ではかなり臨場感があります
十勝連峰の左端から端正なオプタテシケ山、そして大雪山連峰を中央に右はニペソツ、ウペペサンケ
冠雪の季節は、春、そして秋、初冬のどちらもが素晴らしい
大雪だけもう少しアップで⇒トムラウシ山から旭岳、白雲岳へ
そうそう、最後に
一番間近に望める芽室岳をもう少し
■11:25 下山
これからの季節は山によってはストックを持ちましょう
~
■12:20 登山口
■12:35 駐車スペース
登り始めの標高がすでに440mなので、標高差は900m
累積でも1,000mを超えたあたりですが、羊蹄山の登りに似た
ひたすらの登りで、休憩して見晴らせるところがないぐらい
一気に脚力を全開にして登る山です。
夏場はほとんど視界が効かないため、これからも人気は今ひとつ
あがらない山と思いますが、選ぶ山が難しくなってくるこの時期は
お勧めです
それでは、また来週
これだけ晴れた日に風もなく、日高山脈の峰々だけでなく、
十勝連峰から表裏の大雪山系のすべてが眺められているわけですから、
バチがあたるというものかもしれません。
こちらも登山者は下山時に1名だけで、ひっそりとした佇まいがまた
良かったです。
つまりこれが贅沢というものなのですね。
★たぐぴ〜♪さん
仕事ででは、本当に久し振りに道東を走りました。
道東どころか道北も道南も、北海道内の移動も制限されていましたから
「仕事したーーーー!っっ」といった充実感がありました。
夜も飲食後に歌を歌ったり・・と、
コロナの第6派までの短い時間なのかもしれませんが、お酒が入ると全身
の力が抜けて気持ちも緩みますねぇ~
ということで紅葉、もう少しで大九州にバトンが届きますばい!ヨロシコ
トシクン凄かぁ〜!
500kmも走って、それから登山!?
鉄人ばい!
オイラは最近、
勤めとる施設の利用者さん達と
500mくらいの山にある牧場に車で行ったくらい。
眺めもショボいし、紅葉もまだまだ・・
やっぱし北海道のスケール感とは比べもんにならんばい。
今回も雄大な景色ばアップしてくれてありがとさん♪
次回もよろしゅう頼んどきまぁ〜す。