手賀あけぼの橋の側に「手賀沼聖観世音菩薩」が祀られています。
なぜこの場所に観世音菩薩像が祀られているのか…?
像の脇に説明バネルを拝見し理解しました。
いろいろな事情で、手賀沼で亡くなられた方々がおらます。
その方達の御霊を供養するために建立したのだそうです。
なお、以下に説明バネルを転載しました。
興味のある方は、是非、ご一読下さい。
手賀沼聖観世音菩薩の謂れ
手賀沼では、昔から遭難物故された多くの人々がいます。
組合の調査では、明治初期より今日までで二百五拾人余を
数えます。多くあった遭難事件のうち、昭和十七年九月の
旧手賀村片山の東京行商人等六人の殉難、昭和十九年十一
月の東葛飾郡東部教育会主催女教員研修会における教職員
十六人と男女二児を合わせて十八人の大殉難事故がありま
した。この他多かったのは、子供の水遊び中の遭難、ある
いは手賀沼に敢えて死を求め物故された人々もおりました。
かかる御佛の御霊を永久に供養するために、初代手賀沼
漁業協同組合長深山喜之の遺志により、昭和五十三年に建
立開眼し、毎年遺族、会員共々追善供養を続けています。
平成十六年二月
手賀沼聖観世音菩薩奉賛会
会長 深山正巳
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