フィリピンにある世界遺産 バナウエのライステラス(Banaue Rice Terraces)にいきました。
目的地は、徒歩でしか行けない場所にあるバダッド村のライステラス(Batad Rice Terrases)。
バナウエに行くには、マニラから少なくとも車で約9時間以上かかります。
マニラで4輪駆動のバンとドライバーをチャーター。
知人の家族にボディガードとして同行してもらいました。
マニラ郊外を午前9時30分に出発。当日は大晦日のためか一般道路は大渋滞。
(高速は途中まで)
マニラから7,8時間ほど走ると山岳地帯に入ります。
バナウエ市内
一般道が渋滞していたため、午後6時を過ぎてもバナウエに到着できません。
暗くて危険なため、近くの町ソラノ(Solano)で一泊し、翌日の朝8時頃にバナウエに入りました。
バナウエホテルでジプニー(写真の車)とガイドを頼み、バダッド村の入り口である山の頂上(サドル)に向かいました。
サドルに向かう道はご覧の通りの悪路。
結局、車がスリップして立ち往生したため、山の頂上まで30分ほど歩くはめになってしまいました。
ここが村の入り口にあたるサドル(山の頂上)。休憩場、売店、トイレがあります。
ここから村まで徒歩でさらに2時間かかります。
雨でぬかるんだ道を2時間かかって歩きます。
道沿いにある棚田が疲れを癒してくれます。
山の頂上から1時間かかってバダッド村の高台に到着しました。
天候が良ければ、さらに1時間ほど歩いて下の村まで行く予定でした。
しかし、生憎のキリと小雨。食事をしながら天気の回復を待ちました。
日本の棚田とはスケールが違います。
この棚田を完成するのに2000年近くの年月がかかっているそうです。
人間が造ったまさに絶景です。
1時間以上待ちましたが、天候は回復せず、逆に雨が降りだしたため、
やむなく帰路につくことにしました。
頂上までの道のりは、急な登り坂。10分おきに休憩をとりながら来た道を進みました。でもきつかったです。
そして、頂上(サドル)で濡れたシャツを着替え、ジプニーに乗ってバナウエのホテルに帰りました。
頂上(サドル)からホテルまでの所要時間は1時間程でした。
市内全景
バナウエが高い山あいの地に所在しているのがわかります。
バナウエのビューポイント
1月2日 早朝7時にバナウエのホテルを出発。ビューポイントに向かいました。
ここはホテルから車で30分ほどでの距離の所にある棚田です。
観光客が棚田を歩いています。
人間と比較すると大きさが良くわかります。
1月2日の午前9時にバナウエを出発。マニラには午後6時30分頃に到着しました。
所要時間は9時間(内1時間の休憩を含みます)。
往復だけでも20時間近い長い道のりでしたが、バナウエにはそれだけの魅力があります。
機会があったら是非訪問してみてください。きっと感動するはずです。
しかし、バダッド村に行くにはそれなりの体力を要します。
今回の旅行のために、12月1日にタバコをやめましたが、バダッド村の往復は体力的には限界に近い状態でした。
次回に備え、車の使用は控え出来るだけ歩くようにしたいと思っています。