タータンチェックの元となった布を織る習慣は、
5世紀にアイルランドから
伝来したものと考えられているそうです。
しかし、そのさらに時を遡ること2500年。
タクラマカン砂漠でもタータンに近いものがあった、、、
ということも言われています。
時代を経て
タータンチェックは戦場で敵と見方を見分ける、という
日本の旗印にも似た役割を
果たしたという資料も残っているようです。
クラン(氏族)を象徴するようになった
装飾文様のタータンチェックは
日本の「家紋」と比較されることもあるようです。
日本の場合、
本家、分家共に同じ家紋を使うのに対して
タータンチェックの場合は、
分家はオリジナルの新しいパターンを
使用するという点が異なるようです。
このスーツはその代表的なタータンチェック。
「ロイヤルスチュアートタータン」
スチュアート家は
スコットランドの王家の血を引く名門中の名門のクラン。
そこに伝わるタータン。
シンプルかつ優美。
情熱的で上品。
キルトを思わせるスカートは
たっぷりとしたフレアーで。
この冬、
英国気取りを愉しんで!