今日はやはり1時過ぎ頃に眠ったが、目を覚ましたのが5時であった。珍しく4時間近く眠ることが出来た。昨日飲み始めた抗うつ剤の効果だろうか?その後うつらうつらとして7時くらいに再度ぐっすり眠ってしまったらしい。目覚まし時計で8時半に起こされた。遅い朝食をして横になっていたら、そのまままたお昼まで眠ってしまっていた。何故か日中はいくらでも眠れるようだ。薬のせいだろうか?それとも明るいと安心するからだろうか?これではまずいと、掃除をしてから買い物に出かけた。
薬といえばリーゼは11月から飲み始めた。最初は精神安定剤の副作用に対する恐怖があり、漢方薬治療を選んだ。しかし症状は一向に改善されず、仕事するのがやっとであり日常生活は難しかった。眠れなくなり、まるで戦いのような夜を過ごすこともあった。ところがリーゼを飲み始めてから、かなり症状が軽くなり最低限の生活が送れるようになった。これをメモしておこうと思う。
・体が楽になり最低限の日常生活が送れるようになった。薬を飲む前は、家に帰ると簡単に夕食を済まして膝を抱えて丸まって眠る時間まで落語や漫才を流して過ごしていた。しかし飲んでからは緊張感と怯え感は残るが、買い物に出かけたり散歩に出かけたり出来るようになった。また動悸が起きにくくなった。これにより、スポーツ観戦も出来るようになり入浴時の恐怖感も解消した。
・目の異常がほぼ解消した。薬を飲む前は左目とその周辺に違和感があり、ディスプレイや本の文字を読むのが辛かった。また眼球の動きとともに気味悪い光が走り、特に夜はそれが目立って心が滅入った。飲んだ後は徐々に左目が元に戻っていき、ほぼ元通りに文字を読めるようになった。また鋭い光もいつの間にか見えなくなっていた(光視症と呼ぶことを後で知った)。但し、目の隅のモヤモヤした光はまだ時々見えている。
・本・映画・TVが読んだり観られるようになった。私はミステリーやホラーが好きなのだが、体調が最悪だったころは残虐シーンをみると頭が締め付けられようになったり胸が苦しくなったりした。TVの悪いニュースも同様だった。そのため落語や漫才しか聞くことが出来ないでいた。ところが最近はまたミステリーを読んだり観たり出来るようになった。医療物は今でもNGだが。
・食欲が戻った。薬を飲む前は食べ物がまるで紙のように味気なく、口に入れるのがかなりきつかった。よって汁気の多いものやお粥を無理矢理口に入れ、あとはサプリメントで補っていた。ところが最近は食欲が戻って食べ物が美味しいどころか、食べても食べてもまだ何か食べたいというほど食欲が増加している。これはこれでまずいので何とかしなければならない。
・病気や薬に対する恐怖が減った。不安神経症になったばかりの頃は、体に少し不調があるとそれが深刻な病気なのではないかと不安になり、新しい薬を処方されると飲んだら頭や体がおかしくなってしまうのではないかと恐怖が湧き出てきてたまらなかった。最近は以前ほど恐怖を感じなくなり今回も新しく処方された抗うつ剤を何とか飲むことが出来た。
但し薬でまだ快適な日常生活を取り戻しせたわけではない。あくまで最低限の日常生活であり、胸や頭に不快感や手足頬の竦みがまだ残っており、人が多いところに行ったり順番を待っていたりするときは更に酷くなり、病気前とはほど遠い状態である。今回抗うつ剤を新たに追加で飲むようになった。若干手足の竦みが楽になった気がするが初日のせいかまだ大きな改善は感じられない。どうか快方に向かうことが出来ますように。