不安神経症克服への道

初めての受診

今日は昨日に引き続き鬱陶しい雨降り。何もしたくなくいくらでも布団にもぐっていられる。しかしそうしたらしたでこれでいいのかという焦りが病状を悪くするので、何とか起き上がって先々月から再開した呼吸法教室に行くことにした。

それはそれとして、心療内科の初めての受診日について忘れないうちに記しておこうと思う。何とか予約がとれたクリニックは、ビルのワンフロアの一角にある小さな診療内科であった。待合室は八、九人くらい患者が待っていたように思う。結構若い人も多い。大変な時代なんだなぁと思う。

私が予約出来たのは臨時の医師が週替わりで担当する枠であった。若い医師で、初回のため症状や発症の原因について詳しく聞かれた。患者と会話しながら器用にPCに打ち込んでいく(この枠は毎週若い医師であったので、新人医師の研修のような位置づけか?)。私もブラインドタッチは出来るが、人と会話しながら入力は難しい。器用だなあと変なところに感心してしまった。患者の方をみるよりモニターをのぞいている時間が多いのは仕方ないのかも。しっかり患者の話を聞いて下さる先生でほっとした。

私が緑内障の疑いと掛かり付けの眼科から言われていると伝えると、精神安定剤などの薬はまずいということで緊張や不安を抑える漢方薬である黄連解毒湯を処方して下さった。ある種類の緑内障だと多くの精神薬や、睡眠薬、目薬などもNGと聞いてぞっとする。睡眠薬や市販の目薬を全く知らずに毎日使ってしまっていたため、次回までに眼科に確認することになった。思い付いた木を描くというバウムテストと、あと知能検査や性格検査のようなものを宿題として出された。

黄連解毒湯は効果が若干あったと思う。緑内障に対する不安はあったが酷い不安湧出しモードは消えて、異常緊張モードだけが続いた。といってももちろん通常の生活が出来るにはほど遠かった。その日は薬を飲んだ後、気を紛らわすためYoutubeで落語を聞きながら膝を抱えて丸くなって何とか就寝の時間になるまで耐えた。ちなみに仰向けに寝て膝を抱えると、気分を若干であるが落ちつかせる効果がある。また落語は今まであまり興味無かったのだが、左目が見え難く本、PC、TVがNGであったため、映像を見なくてもすむものという理由で選んだ。立川志の輔さんの新作落語にはお世話になった。

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