今朝、佐賀・福岡・長崎の各県に、大雨特別警報が発表された。
発表された地域は、佐賀県全域、福岡県の朝倉市・朝倉郡を含む筑後地方の大部分、長崎県の北部。筑後地方に属する大牟田市も、特別警報の発表地域に含まれていた。
大牟田市に大雨特別警報が発表されたのは、これで三年連続。
大雨特別警報は本来、数十年に一度の大雨となり、さらに雨が降り続くと予想される場合に発表されるもの。その大雨特別警報が三年連続で発表され、もはや特別なものではなくなったかのような感覚に陥っている。
ただ、大牟田市において実際に観測された降水量は、筑後地方のほかの地域に比べればだいぶ少なく、それどころか、大雨特別警報が発表されていない県内のほかの地域、例えば福岡市や太宰府市、糸島市などよりも少なかった。大牟田市が土砂災害に特別弱い地域であるという話も聞いたことがないし、大雨特別警報が発表される基準がまるで分からない。近隣の八女市などでかなりの雨量を観測しているので、同じ筑後地方に属する大牟田市も巻き込まれるように特別警報が発表されただけなのではないか、という印象を受ける。
もちろん、市内では結果的に目立つ災害が発生しなかったこと自体は、幸いであった。それでも、大雨特別警報が毎年のように発表され、結果的に大したことがなかった、ということが続けば、特別警報に対する住民の警戒心も薄れ、結果的に特別警報を設定した意味がなくなってしまうような気がする。
その一方で、佐賀県を中心に、各地で河川の氾濫や低い土地での浸水などの被害が相次いだ。車を運転中に水流に巻き込まれて亡くなった方もいるし、工場から油が流出して付近の住宅街や田園地帯に広がったり、病院が孤立状態となったりしている。
雨は今後もしばらく続く、とのこと。これ以上被害が拡大しないように、祈るしかない。
発表された地域は、佐賀県全域、福岡県の朝倉市・朝倉郡を含む筑後地方の大部分、長崎県の北部。筑後地方に属する大牟田市も、特別警報の発表地域に含まれていた。
大牟田市に大雨特別警報が発表されたのは、これで三年連続。
大雨特別警報は本来、数十年に一度の大雨となり、さらに雨が降り続くと予想される場合に発表されるもの。その大雨特別警報が三年連続で発表され、もはや特別なものではなくなったかのような感覚に陥っている。
ただ、大牟田市において実際に観測された降水量は、筑後地方のほかの地域に比べればだいぶ少なく、それどころか、大雨特別警報が発表されていない県内のほかの地域、例えば福岡市や太宰府市、糸島市などよりも少なかった。大牟田市が土砂災害に特別弱い地域であるという話も聞いたことがないし、大雨特別警報が発表される基準がまるで分からない。近隣の八女市などでかなりの雨量を観測しているので、同じ筑後地方に属する大牟田市も巻き込まれるように特別警報が発表されただけなのではないか、という印象を受ける。
もちろん、市内では結果的に目立つ災害が発生しなかったこと自体は、幸いであった。それでも、大雨特別警報が毎年のように発表され、結果的に大したことがなかった、ということが続けば、特別警報に対する住民の警戒心も薄れ、結果的に特別警報を設定した意味がなくなってしまうような気がする。
その一方で、佐賀県を中心に、各地で河川の氾濫や低い土地での浸水などの被害が相次いだ。車を運転中に水流に巻き込まれて亡くなった方もいるし、工場から油が流出して付近の住宅街や田園地帯に広がったり、病院が孤立状態となったりしている。
雨は今後もしばらく続く、とのこと。これ以上被害が拡大しないように、祈るしかない。