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office2021[IFS関数]を使って月の数値をもとに[四半期]を表示 1

2022-08-21 23:30:28 | Excel2021
Excel2021では、複数の条件や値を検索して結果を求める[IFS(イフエス)関数]と[SWITCH(スイッチ)関数]が追加されています

特に[IFS関数]は、[IF関数]の入れ子(ネスト)が分かりづらいと感じている方にはお勧めです。

ここでは、日付から[MONTH関数]で[月]を求めて、その月をもとに[四半期]や[上期・下期]を求める方法を紹介します。


多くの企業団体は4月から会計年度が変わりますが、中にはアメリカ式で1月からの会社もありますし、中途半端な月から始まる会社もあります。

office2021[IFS関数]を使って月の数値をもとに[四半期]を表示

[IFS関数]と[SWITCH関数]は、新しい関数です。

まず、[IFS関数]と[SWITCH関数]を使えるかどうかを確認してみてください。

[IFS関数]と[SWITCH関数]が使用できる環境かどうかを確認

[数式]タブの[関数ライブラリ]グループにある[論理]をクリックして、一覧に[IFS]と[SWITCH]があるかどうかを確認します。

参考Excel2016でもOffice365を契約していれば使用できます。

[IFS関数]が使用できない環境でも[IF関数]を使って求められます。


"office2021 2021722-129-7"



[IFS関数]は条件を順番に判断して結果を表示

ここでは、4月~6月を第1四半期、7月~9月を第2四半期、10月~12月を第3四半期、1月~3月を第4四半期とします。

なので、

セル[C2]の値(月)が[10以上]なら[第3四半期]、[7以上]なら[第2四半期]、[4以上]なら[第1四半期]、当てはまらなかった場合は[第4四半期]
と表示するようにします。

セル[D2]を選択して、[数式]タブの[関数ライブラリ]グループにある[論理]をクリックして、一覧から[IFS]をクリックします。


IFS(論理式,値が真の場合,)

1つ以上の条件が満たされるかどうかを確認し、最初の真条件に対応する値を返します。



IFSの[関数の引数]ダイアログボックスが表示されます。

[論理式1]のテキストボックスにカーソルがあると思いますので、そのままセル[C2]をクリックして、続けて[>=10]と入力します。

[論理式1]は[C2>=10]となります。

[値が真の場合1]には[第3四半期]と入力します。ダブルクォーテーションは自動で表示されます。

同じように[論理式2]には[C2>=7]、[値が真の場合2]には[第2四半期]と入力します。

[論理式3]までしか表示されていませんので、[関数の引数]ダイアログボックス右側のスクロールバーで少し下へ移動します。

または、[Tab]キーを押します。



[論理式3]には[C2>=4]、[値が真の場合3]には[第1四半期]と入力します。

[論理式4]には[TRUE]、[値が真の場合4]には[第4四半期]と入力します。

[OK]ボタンをクリックします。

参考[TRUE]を指定すると、すべての論理式に当てはまらなかった場合を指定できます。もちろん[C2>=1]でも構いません。



セル[D2]には[第1四半期]と表示されます。

数式バーには、以下のように表示されています。セル[D2]のフィルハンドルをダブルクリックして、数式をコピーします。

=IFS(C2>=10,"第3四半期",C2>=7,"第2四半期",C2>=4,"第1四半期",TRUE,"第4四半期")

フィルハンドルをダブルクリックして、数式をコピーします。



以下のようにセル[D6]まで数式の結果が表示されます。



参考論理式の順序は、左から判断される順に並べます。[論理式1]で[値が真の場合1]の結果が返されると、次の[論理式2]以降の判断はスルーされます。

[関数の引数]ダイアログボックスで一番下までスクロールすると、[論理式]と[値が真の場合]の組み合わせは、127個までできることがわかります。



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