随分すぎているので、書くか迷ったのですが、自分の備忘録も兼ねているので書くことにしました。
昨年、新馬開幕2週目で取り上げさせていただいたセリフォスは大活躍を見せてくれましたが、今年も同じ舞台で楽しみな逸材がデビューしました。11日土曜日中京5レースで圧倒的な1番人気に推されたマラキナイアです。
レースでは好発からレゾルシオンが作る半マイル47.8という緩い流れを離れた3番手で追走。2番人気セレスティアリティが捲ってくるのに合わせる形で進出。直線では粘るレゾルシオンを軽くかわして2馬身差をつけ快勝。勝ち時計は1.34.7。
父ジャスタウェイは『ドバイデューティフリー』などG1・3勝。4歳秋から5歳春にかけての4連勝時は恐ろしいほど強く、日本馬初の国際クラシフィケーション1位の馬でもあります。種牡馬としてもダノンザキッド、マスターフェンサーと芝ダート兼用の種牡馬として活躍しています。
母カウアイレーンは『ターコイズS』など5勝、『クイーンS』3着という戦績もあります。半兄のステイフーリッシュは『京都新聞杯』のほかにドバイとサウジで重賞を制覇。伯父には『安田記念』『スプリンターズS』に勝ったブラックホーク、伯母には『NHKマイルC』に勝ったピンクカメオがいる血統。
カウアイレーン産駒は未勝利を含めデビュー戦を7頭中5頭勝っているので、今後ステイフーリッシュのようになれるかどうか見守っていきたいですね。
生産は千歳市の社台ファームです。
レース未見の方はJRAのHPで見られるのでチェックしておいてくださいね。
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