今回は自尊感情について考えてみようと思います。
さて、自尊感情とはどういったものなのでしょうか。
読んで字の如く、自らを尊ぶ気持ちです。
心理学的には「自己評価の感情」として捉えられています。
自分自身を価値ある存在として評価し、信頼するということです。
そうすることによって、私たちは意欲的に人生を歩んでいけるのです。
自尊感情とは、自分のことを「よし、よし」と思える、
あるいは、こんな自分はいやだなと思う時もあるけれど、
まあ、だいたいにおいては「好き」と思える、
そんな感覚ではないでしょうか。
この自尊感情、往々にして、成功すると高まり失敗すると下がります。
治療に例えて言うならば、望ましい結果が出ないと、
自尊感情が低下することがある、ということでしょうか。
結果を出せない自分は好きになれない・・・とか
しかし、たとえ治療の結果によって一時的に自尊感情が低くなろうとも、
また自分自身の存在を価値あるものとする力が、私たちの中にあるのです。
生そのものを尊重する力です
時にはこれまでを振り返ってみてはいかがでしょう。
あんなこともやった、こんなこともやった。
結果が全てなのではなく、やろうとする意欲やその道筋が尊いのだと思います。
普段は自尊感情を意識することはないと思いますが、
ここで一服、ちょっと振り返り。
自分をしっかり評価してあげてください。
そして改めて自分を信頼し、また歩んでいきませんか。
歩む速さはマイペースで
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