遺伝のはなし、8回目の今回からは、みなさまからよく寄せられるご相談について、ご紹介していきたいと思います
まず今回は「高齢妊娠」のご相談についてです
女性の年齢が高くなると、赤ちゃんが生まれつき病気をもつ確率が高くなることは、以前ご紹介しました(遺伝のはなし#3)。
私たちは、体を作る情報である染色体を、親から子へと代々受け継ぎますが、その過程がうまくいかず、子どもに間違った数の染色体を伝えようとしてしまうことがよくあると言われています。
そして女性の場合は、その確率が年齢とともに高くなるのです。
そこでみなさんがよく気にされるのは「どのような病気をもつのか?」「どのくらい高くなるのか?」「生まれる前に調べられるか?」ということで、実際、遺伝カウンセリングにはそのような疑問を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
病気と一言でいってもさまざまですし、確率はその方のご年齢によって異なります。
また検査にはそれぞれ特徴があり、その方の考え方によって検査が必要な度合いはずいぶん変わってきます。
ですので、遺伝カウンセリングでは、医学的な情報を分かりやすくお伝えした上で、その方の価値観に合わせて検査を選択していただけるよう、ご相談をさせていただいています。
高齢妊娠について気になる方は、ぜひ一度遺伝カウンセリングを受けてみてください。
また、栄養・遺伝セミナーでも、簡単にご紹介していますので、こちらもぜひご利用ください。
次回の栄養・遺伝セミナーは6月23日(土) 15:00~です。(無料)
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