石灯篭牡丹寄り添い豪徳寺 満

　　　　　　＜写真は牡丹の豪徳寺より＞　



◆　入会後２回目の投稿の〆切り案内が届いた。
今回は題がある。「牡丹」であります。

◆　他の先輩方には決して難しいものではないのかも知れないが、
僕にとってはかなりの難題です。

第一花を知らない。落ち着いて牡丹の花を観賞したことがない。
それで作るのは極めて難しい。

先ず牡丹の花を見よう。
そう思って写真を検索してみた。
うーんこれか。納得。

見ているうちに上記の写真と出会った。
わびのある良い写真だとおもった。
灯篭に牡丹　これは句になる。
そして兼題句として投稿した。

◆　石灯篭牡丹寄り添い豪徳寺　　　　　満

◆　牡丹の散って
　　　　うちかさなりぬ
　　　　　　　二三片　　　　　　　蕪村

蕪村の素晴らしいお手本も見ることが出来た。

直ぐカエル祈る気持ちの我が娘 こころ痛さをこころで耐えて 満

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

◆　病院の売店で売っていたそうであります。
直ぐカエル。
手術前のいろんな気持ちや処置を聞くとこちらまで沈痛の思いにかられます。
退院してまだ幾日も経っていないが娘は元気でいる。
改めて良かったを実感出来る。

子供騙しのようなカエルの縫ぐるみに気持ちを寄せて我慢していたのかと思うと不憫な思いをさせたんだなぁとつくづく思う次第であります。

◆　さて今日のご飯。
　　　　　　　　　　　　　

もう一皿あったのだが写真を撮らなかったので省略します。
時々こんなことがあります。

鮪食べ今日は備長切り落とし 満

　　　　　　　　　　

◆　退院して家で静養中の娘は退屈している。通院加療中の僕も退屈している。
二人家族が三人になって、狭い我が家が余計に狭くなってます。

なんだか分からないが娘は毎日洗濯ばかりしているように感じる。
僕も特に目立ったことはしていない。パソコンと俳句。後は何となく。

元気なのは我が古女房だけであります。
女房はテレビ。

みんながそれぞれ勝手なことをして生活している。
ぐーたら家族であります。

◆　さてと。
備長鮪の切り落としで晩酌タイムが始まる。冷凍だが今日のはうまい。
最初の一口のツマミが気にいると、その日は幸せと感じる、

◆　安いから備長鮪今日もたべ　おいしく味わう今日の焼酎　　　　　満

◆　いい気持ちになったところで、今日の巨人vs阪神の野球を楽しもう。

蛸や蛸あぁ蛸や蛸豆ご飯 満

　　　　　　　　　　　

◆　連続の蛸であります。
昨日は生でタコ刺し、残りのタコはお酢につけて酢ダコにして食べました。
やっぱり一晩お酢につけると身がしまりますね。
好物の酒のツマミなんで毎日連続でもへっちゃらです。

噛んだ時のあの感触がいいですねぇ。

◆　普段はお酒を呑む時はご飯は食べずに居のですが今日は豆ご飯なんで、かるーく一膳、ご飯をもらいました。
グリンピースの入ったご飯は、これまた旨いのです。
塩味が丁度良く効いて、ごはんとしてではなく、お酒のつまみとして食べました。
満足の晩ご飯になりました。

◆　このところ足の付け根の痛さが続いています。歩く時は勿論のこと座っていても痛いんです。骨には異常がないのですが、この痛さは一体なんだろうか。
湿布薬を貼って処置しましたが痛さはとれません。困ったもんです。

◆　今日からプロ野球は巨人vs阪神です。
滅多に視ないTVですが今日は別です。東京在住の阪神ファンです。

何時でしょう年中売ってる蛸の旬 満

◆　蛸が食べたくなった。安い時はベラホーに安いし高い時はベラボーに高い。
一年中売っているタコに旬はあるのだろうか。
身が良く締まっていている時もあれば柔らかい時もある。
余り柔らかいのは古いような感じがしてあまり旨くない。
皆さん、タコはどのように食べていますか。

僕は専ら生で焼酎のツマミに食べますが、旨い時はそれこそご機嫌であります。

最近は知りませんが外国人はタコは食べないそうですね。
そういえば鮪のトロも昔は外国では全く食べず捨てていたんだと聞いたことがあります。

　　　　　　　　　　

◆　後は焼き魚のブリ。醤油に漬けておいてから照り焼きにします。動物性の肉の感じもあり僕は好きです。
寒鰤と言うくらいですから冬の寒の内が旬なんでしょうが、やはり一年中売っていますよねぇ。
世の中食べ物にも季節感がなくなってきましたね。

頂いた梅干し食べるツマミです 程良い酸味程良いからさ 満

◆　久しぶりに梅干しを食べた。
丁度切らしていたのでタイミングの良い頂き物になった。
梅はしなびたように縮んでいる僕好み、しかもこれも僕好みの紫蘇漬けであります。
最近は梅干しも蜂蜜入りが流行りで多くの梅干しが蜂蜜入りであります。
僕は蜂蜜入りは好まない。
幸い頂いたこの梅干しは昔ながらのシンプルな漬け方のものであった。
美味しく一粒。

ご馳走さまでございました。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

◆　帆立の刺身　鮭の切り身　白子　カボチャ。
お決まりのおかずですが皆好物。
いつものように焼酎の水割り２杯。
いい夕食になりました。

◆　銘酒あり微笑む僧に春霞　　　　　満

鮭ごはん久しぶりです美味しいな 満

　　　　　　　　　　　　

◆　久しぶりの朝の鮭ご飯です。ご飯に一口。美味しいです。
鮭、目刺し、玉子焼き、梅干しに焼きノリ、佃煮。
朝ごはんは色々楽しめるのだが、最近は血液のサラサラのために納豆を毎日たべている。はたして効果がどれくらいあるのかは判らないけれど、納豆です。
そんな時たまに食べる鮭は格別美味しく感じる。

　　　　　　　　　　　　　

◆　昨日買った鯛焼きが何故か手を付けずに残っていた。行儀は悪いが朝食後お茶で食べた。
おや、これは尻尾にあんこが入っていない。
少しさみしい気もするが、アイスクリームとウエハスの関係のように、甘い餡子の後に餡子の入らないサッパリとした尻尾の部分で口直しをするのが食べ方の本道だと言う人もいる。

まあ良くわかんないが、鯛焼きは旨かった。

爛縵の風にひらひら花の舞 満

◆　歩ける範囲。足の具合は良くないが無理して道路の花見です。
今年は天候が定まらず花見もままならない日が続いたが、せめて今日は晴れなので、一人で花を楽しんできた。
新設のベンチが出来たので、散歩に行きやすくなり有難い。

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

銘酒あり頬笑みの僧春霞 満

◆　NHKのオンデマンドに「俳句王国」と言う四国発の番組がある。
なかなかの番組で全くの初心者の僕にはこの上ない参考になります。
勉強とは時につらいこともあるが、この番組を見ながらの俳句の勉強は楽しい。

今週の題は「霞」であった。

何年も何年も俳句にかかわっている方の出演で、それぞれの作品と共に講評も聞かれる。
僕にとっていい番組と出会えたものと嬉しい。

早速一句作ってみたが、これがまた難しい。
公表するようなものではないが、恥ずかしながら作ったのがタイトルの一句であります。

どうぞご笑覧を。

［記録］ お赤飯食べて退院祝い膳 みんなそれぞれ思いを箸に 満

◆　娘が家に帰ってきた。元気であります。

手術前の心境、手術後の心境等やはり当人には相当な心労があったようだ。
それはそうだろう。家で待つ僕達にも、口では言えぬ程の重圧があったのだから。

良く頑張った。良く耐えた。
そして良く治った。

悪性癌ではないかとの見方も出来たので手術は７時間を予定していた。
回復した結果悪性癌ではないことが判った。
手術は３時間で終わった。

それにしても３時間。大手術であります。
卵巣も、子宮も全部取り除く覚悟の手術であった。

癌ではなかったので子宮は残された。卵巣も右側はなくなったが左側は残った。

妊娠の可能性はまだある。
本人の喜びは何とも言えない。

良かった。すべて良かった。手術は成功でありました。

家に帰った娘は平常通りの生活をすることが出来る。
良かった。何事も良かったの言葉に尽きる。

２カ月間お風呂は禁止であります。ただしシャワーは毎日入らなければならない。
治ったら温泉にでも行こうと言っていたが、温泉、プール、海水浴はみな菌が多いので禁止であります。

制限のある生活だが、治ったことの喜びに比べれば、そんなものは小さい小さい。

とにかく良かったなんですね。

１カ月１回の通院がある。万全を期したい。

◆　［記録］も今日で終わる。

２～３日はこのブログも休もう。僕も疲れた。

また登場するまで皆さんお元気で。

毎日２００前後の方がこのブログを読んで下さっている。
またお会いしましょう。

外は桜が満開です。

［記録］ 桜咲き娘が戻る退院日 満

　　　　　　　　　＜東京町田 薬師池公園の桜＞

＜◆　桜咲く日娘が退院してくる。大病を克服していつものような明るい顔で。
歳ばかりとっていてまるで子供のような我が娘が帰ってくる。
おりしも桜の満開の日。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　＜東京上野 恩賜公園の桜＞

昨年は公園の桜に行けず、近場の桜で我慢したが今年は足の具合でそこへも出かけられない。段々と弱っていくわが身が悔しい。
せめて公園のホームページからの桜の花をここに登場させよう。

◆　ともあれ今日は娘の退院日です。
桜の花は目出度い花です。
満開で帰宅を迎えてくれる。

年寄りの夫婦に再び明るさが加わる。
桜はいいなぁ。そして退院も良かったなぁ。

［記録］ 退院が決まった朝のメールには 万感の思い万感の過去 満

　　　　　　　　　　　　　　


◆　退院が決まりました。明日退院です。

［記録］ 何事も順調でしたこの手術 術後も良しで快調笑顔 満

◆　手術前の不安と心配が消えて、今の我が家は退院を控えての嬉しい笑顔がある。
良く治った。良く治して頂いた。

一時は生命の心配まであったあの重苦しい毎日、当人はいかばかりであったことだろうか。
家族も毎日が苦しかった。
それが手術の終了と共に解けたのであります。
良かった。嬉しい。

重圧から解放された今は素直にこの喜びにしたっている。
担当の医師にはお礼の言葉もない。
ただこれから先健康に注意して元気に過ごすことがお礼になる。

今日妻が面会に行った。
話題は専ら退院のことであったとのこと。

もう心配ないから面会はいいよとも言っている。
後は時間待ちだけです。

◆　一昨日食べた焼きトンが美味しかった。豚肉が美味しかったので今日も焼きトンにしてもらった。


　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

焼きトン５本．鯵の開き．ほうれん草の胡麻和え。焼酎水割り２杯。

美味しく食べた。お腹一杯になりました。