夢の鉛筆

日の出のように輝いて
朝日のようにさわやかに

そんな日々を過ごしたい

      満改め ひろし

時雨きて鳥も寒かろピーピーと     満

2010-10-29 10:00:55 | 日記


台風14号の影響だろう、朝から冷たい雨が降っている。
気温も上がらない。
ベランダへ出ると一連の工事の人が駐車場に出入りしている。
工事は終わったと思っていたがまだ完全には終了していない様子、
あの猛暑の頃から始まってまだ終わっていないのだ。
御苦労さまであります。

大きな木の中の方から鳥の鳴き声がきこえる。
ピーピーとにぎやかだ。
寒い1日、何の鳥かは分からないが鳥も寒いのかもしれない。

こっちへおいでよと呼んでやりたい。
部屋の中は暖房で温かい。
雨は続けて降っている。

寒いので今夜のツマミは「スンドウフ」
韓国のチゲ風味の辛い麻婆豆腐のような料理であります。
スープだけの商品なんで豚肉、豆腐、長ネギ、卵をいれてととのえる。

辛い、温かい、旨い。
簡単韓国料理の出来上がりであります。





梅干しを昆布でくるんだ好土産     満

2010-10-28 07:33:11 | 日記




妻の妹からの頂き物であります。
{梅づつみ」という梅干しを昆布で包んだ珍しい梅干しであります。

最近の梅干しは甘くなっていて殆どが蜂蜜いりなんですね。
梅干しの塩分を隠すというのか、甘い梅を好む人が増えたのか判らないが、
僕はあの昔ながらのしなびたような物が好きだ。

根拠は知らないが一日一個の梅干しは健康に良いと言われている。
朝煎茶の中に梅干しを入れて、そのお茶を毎朝楽しむんだという人がいた。
習慣になるとそうしないと朝が来ない、一日がはじまらないのだろう。
さしづめ僕のモーニングコーヒーのようなもんである。

今朝の気温は低い。
12月の陽気だそうだ。
従って僕の朝コーヒーもホットであります。
インスタントでもお湯をさすと香りはちゃんとする。
ホットするホットコーヒーのひと時です。

秋も終わりもう初冬。
1年も大分残りが少なくなってきましたね。




嘘寒に慌て毛布を二枚出し    満

2010-10-27 09:02:32 | 日記

 <布団をかぶる猫>



急に寒気が飛び出してきて今夜から明日の未明にかけて日本中大寒(オオサム)になるという。
今晩は暖かくしてお休み下さいと予報が言っている。
北海道は雪が積もるという。


毛布一枚かけて寝ていた僕も二枚追加した。
今夜は早寝をしよう。


今日の一句



嘘寒に慌てて毛布二枚出し   満


冬を迎える準備はまだ完ぺきではない。
セーターを出したり、小型の電気ストーブを出したり、
とりあえずそんな準備だけだ。

そう今夜の夕飯は八宝菜だ。
出来たての熱々の中華は体が温まる。




いつもの水割り焼酎も今夜はお湯割りにかえた。

我が家の食卓は完全に冬型になった。

九時就寝でありました。




柿を干す軒に一連古民家が     満

2010-10-26 10:06:10 | 日記




吊るした柿の並ぶ民家の姿が懐かしい。
昔は良く見られた光景ですね。

人間の知恵が果物をお菓子に換えてしまう。
出来た吊るし柿は甘くておいしい。

沢庵もそうだが自然の味を余り手をかけずに味に変化をもたせてしまう。
やはり凄いことなんですね。

出来上がった干柿は商店やスーパーで販売しているが意外に高い。
白い粉をふいたのがいい。

今年も一度は食べたい。
そんな気のする秋の味覚であります。


深い秋背中を向けて歩いてる     満

2010-10-25 08:09:25 | 日記

<写真は秋の風情より>




今はもう釣瓶(ツルベ)と言うのも知らない若者も多いように思いますが、
秋の日は釣瓶落しと申します。

井戸(これも段々死語になりそうです)の水を汲むロープのついた水桶のことなんですね。
秋の日の暮れていくのはすこぶる早い。そんな意味です。

日が短くなっています。さっきまで明るかった周りがひがどんどんと落ちていく様は将に釣瓶おとしです。

秋が遠くに向かって背中を見せて過ぎ去っていきます。

芸術の、読書の、スポーツの。秋もやがて終わりこれからは冬支度。
何となくさびしいですね。

ゆく秋を惜しみつつ、朝布団から着替えて起きる時の肌に感じる冷たさは、もう冬の始まりですね。




紅葉狩り紅に染まった薬師池     満

2010-10-22 08:44:36 | 日記




残念ながらこれは僕が撮った写真ではない。
薬師池公園のページよりの転載であります。

去年も今年も歩いてはとても公園迄はいけない。
もう2年目になるんだなぁという思いです。

歩けなくなった時もう写真も撮れないと覚悟はした。
だが実際に出掛けられない身になってみると
そのさみしさはひと際なんですね。

第一、ブログを自分の写真で飾れないじゃあないか。
こんなのは日記でもなんでもない。
心が葛藤する。

しかしぼやいてばかりいても仕方がない。
少しでも良い写真を探して転載紹介するしかない。

薬師池の紅葉は美しい。
もう一度カメラを持って撮影に行きたいものだ。





漬けものは秋伝来のカクヤ漬け      満

2010-10-21 09:14:24 | 日記

   <我が家のカクヤ漬け>


◆ 

再度のカクヤ漬けの登場で恐縮ですが、この写真が我が家伝来のカクヤの古漬けであります。

今の時期糠につけて3.4日から1週間で美味しい古漬けが出来上がる。
塩加減はお好みで
良く洗えば塩分は抜けるし、好みの味にすればよい。

写真では鰹節をかけていないが
鰹節はたっぷり使った方がほのかな甘みも出るし美味しいと思う。

冬は大根のおいしい季節でもありますし、
従って古漬けも美味しく出来上がる。

興味のある方はお試し下さい。

今朝もカクヤで朝ごはんを食べました。





虫の声聞こえぬ夕べ秋深し     満

2010-10-20 08:58:34 | 日記

<きりぎりす>


秋に聞こえる虫の声が美しい。
けがれぬ乙女の合唱のようでもあります。

窓を開けていると遠くの方から聞こえてくる虫の声の合唱は美しくこころをなでる。

ふと気がつくと最近はその虫の声がない。

コオロギもクツワムシもキリギリスも聞こえない。
程良い気温の最近も夕方になるとめっきりと冷え込んでくる。

そんな関係もあるのだろうか、
虫の声の無い夕べはただ静寂だけで陽が落ちていく。

秋の深まりだろう。

日が短くなりこれから段々と寒さに向かう。
冬に向けてのそろそろ準備も必要になってくる。

秋の終わりをもう少し楽しみたい。



















大根の古漬け糠漬けかくや漬け     満

2010-10-19 06:39:42 | 日記

<カクヤ漬けより>

 

カクヤ漬けの写真であります。
我が家のカクヤ漬けとは大分趣が違う。
この写真の説明によると、沢庵とキュウリを細かく刻んだものと書いてあるが、少し違うように感じる。

我が家では次のようにカクヤ漬けを作っている。

先ず大根を適宜な大きさに切り糠漬けにする。沢庵とは違う。
続いてキュウリ、茄子、生姜を糠漬けにする。
それぞれの材料が古漬けとして漬いた頃に糠から取り出して
水洗いして塩だしをする。
そして大根、キュウリ、茄子、生姜を千切りにする。

皿にとったカクヤ漬けに鰹節をかけて醤油を少々かける。
これでカクヤ漬けの完成であります。

白い温かいご飯にのせて食べるカクヤ漬けは
とても美味しい漬けものであります。

僕の好物の一つで折を見て妻に作ってもらう。
我が家ではカクヤ漬けを喜んで食べるのは今や僕一人になった。

何しろ慶應3年生まれの僕の祖母以来の我が家の伝承漬物なので、
作る家庭も食べる人もごく少ないのであろう。

今では死語にさえなっているカクヤ漬け
美味しいのにと大変残念に思っている。

そろそろ大根も漬く頃合いになる。
又朝ごはんにカクヤが食べられると思うと
嬉しくも又楽しい。





秋の部屋俳句暦を飾りつつ     満

2010-10-18 09:42:22 | 日記



兜太先生のお作であります。

平成23年の俳句カレンダーが到着した。
新しい暦を見るのは何となく嬉しいものであります。
とりあえず今年の暦の下に下げ飾った。

早いもので二ケ月めくりのカレンダーも、もう残り一枚になる。
いたずらに齢ばかりを重ねて余生を過ごしているが
その中身は大したことがない。

僕にとって新年は飛躍の年でもない。
ただ日々を無事に凡々と過ごせればそれが良い。

そんな時に巡り合った俳句は有難い友であります。
まだ始めてから半年の経験しかない。
先輩たちの作品に学びながら日々を過ごしている。

この俳句暦は僕の毎日に励みを与えてくれる大切なものであります。

日々を俳句とともに。

僕の日々に心の豊かさも運んでくれる結構な俳句暦の到来でありました。



今日の一句


暦見て五七五と筆を持ち     満







銀杏の串刺しの腕妻初段     満

2010-10-15 10:50:21 | 日記

      *上:銀杏の実/下:銀杏焼き*


銀杏がおいしい。
おでんに良し、焼いて良しであります。

フライパンで焼いたり、串焼きにして食べるが僕は串焼きが好きだ。
だけど串に刺すのが難しい。

皮をむいた実を一串に3.4個を刺すのだが
刺しながら実がわれてしまうんですね。

針のような細い串が探せば何処かで売っているかも知れないが、
僕は何時も焼き鳥の串に刺す。
又割れた、又割れた。
ぶつぶつ言いながら自分でやるのだが
、どうも上手くはいかない。

結局は二本か三本の完成を視るだけで後はフライパンで炒めて我慢する。
味は変わるわけでもないのだが、
やっぱり串焼きがいい。

町の焼き鳥屋の親父は上手に刺した銀杏の串焼きを美味しく食べさせてくれる。
石の上にも三年。
年期の違いでありますね。

そこへいくと、
我が妻は上手に銀杏に串を通す。
別に串刺しを修行したわけでもないのに。
不思議な気分になるのであります。

かくして我が家の串焼き銀杏は年に何回も味わえない。
多くの場合はフライパンであります。

だかうまい。

今年も銀杏の季節です。
さて僕の手製の銀杏の串刺しが何本できることだろう。

秋の味覚。
今年も楽しめる。










 


道を行く金木犀の香を伴に     満

2010-10-14 09:03:41 | 日記



散歩をした。歩けない足の状態があるので歩行訓練であります。

距離にして一般の人なら3分の道の途中にベンチがある。この手前にもベンチがあり、
僕は便宜上休憩場所①と②とよんでいる。
散歩目標のスーパー迄に③と④の休憩場所がある。スーパー迄は近い。
5分もあれば充分に行ける距離であります。

僕は④まで行くのに、休み休みで20~30分かかる。スーパー迄はまだ行けない。

その②の付近に休憩をとると金木犀が香っているのがわかる。
秋を感じるところであります。

花の香りは心を和ませる。秋を堪能できるのであります。
空は晴れている。

金木犀の香りで僕にも秋がきた。
そんな穏やかなひと時を味わうことが出来た花の香りに感謝したい。

今日も歩行訓練をする。
④まで歩いて、目標のスーパーで買い物をしたい。
それに向けて今日も歩く。
遅々とはしているがやらなければならない現状であります。