そう・・・
目の前には、 イタリアン○魔 が~っ!
コワいよ! コワいよ~っ! !!!!!!(゜ロ゜屮)屮
と、目に涙を浮かべながら、必死にそして一生懸命着いて行くキャラメルマンっ!(涙)
グイグイ引っ張って行くららさん。
そして400ccにもかかわらず、その鉄条網を破らんばかりの走りで、ららさんの後ろをピッタリ走るイレブンさんっ!!
凄いっ!凄過ぎるっ!!
2+1みたいな感じで、ららさん・イレブンさんとキャラメルマンってな感じで少し間が空いて走る3名のバイクは、グングン滋賀県を北上していく。
※ この様にららさんの事を書いていますが、『ある程度』面倒見てくださる方なので、誤解がない様にお願いしますね。(*^_^*)
途中、桜が満開になっていたりして・・・
真っ青な空、そして桜のまわりは緑色の草木が生えるバイパスで、そのバイパスの先が右に曲がっている光景が、サーキットコースの道の様に見えてきた・・・
その光景を見て、キャラメルマンの脳裏には懐かしい映像が写しだされる・・・
それは・・・
中学生の時にハマった『ファイナルラップ』というF1のゲームに出て来る鈴鹿サーキットの映像・・・。
当時、4人とか6人とかで同時対戦出来るゲームは初めてだったのでは?
マクラーレン・ロータス・ウイリアムズのカラーのF1マシーンを選ぶ事が出来・・・
カラーは違えど、すべてHONDAっ!
今は鈴菌だけど、思い起こせばこの時のホンダの印象って結構な好印象で、F1をそれ程知らなかったけど私のイメージの中でHONDAは断トツで存在感があったな~。(*^_^*)
で、このゲーム・・・
当時ワンプレイ100円でして・・・
当時のおこずかいって、月1000円か1500円な訳でして・・・
1回プレイするのがどれほど大事で、一生懸命集中してゲームをやっていた事を思い出すと、その時の一緒にやっていた中坊だった自分達が可愛く感じるな~。(笑)
何回も出来ないから、何回もプレイ出来るお金持ちな友人の後ろを2~3人で陣取り・・・
自分が走らせているかのように、一生懸命見ていた・・・。(笑)
すると、ある事に気付くっ!!
例えば4人でプレイしたら、順位の低い人ほど最高速が出るのだっ!
なので、どんだけ速くて上手い人であっても、逃げ切るのは難しい設定になっていたのだ! ← ま、どの時代にもそんなの関係なしで卓越した上手い人はいるんだけど。(笑)
で、このゲームの特性に気付いたヤツは・・・
最終周の半分くらいまでは2位か3位につけて・・・
最終周後半で一番最高速が出ない設定になっている1位を、ぶち抜いて行く戦法を使うのが必勝法になるのだが・・・
そうなってくると、最終周の真ん中くらいで2位3位争いが激しくなり・・・
結局ぶつけ合いになり・・・
逃げ切られる・・・。 と言うスパイラル・・・。(爆)
そして帰り間際、最後はみんなで対戦しようと温存していた100円を握りしめ、全員で対戦するんだけど・・・
今度は何回もプレイ出来ない平民チームが、何回も出来る金持ちな友人を全員でブロックすると言う現象が起こったり・・・。(爆)
しかし、このゲームは左右どちらでも『ある角度』で前の車に当てると『スピンをさせる事が出来る』と言う、完璧に後順位に有利なゲームっ!
なので、お金持ちの友人は何回もゲームが出来て『やり慣れている』から、一所懸命ブロックしている私達平民チームの数台の車をスピンをさせるのが上手いのなんのってぇ~っ!!(爆)
で、結局金持ちの友人が1位に躍り出ると、今度は私達平民以下は2位争いに躍起になりまたまたぶつけ合いになるんだけど・・・(爆)
社会に出る前に、『弱肉強食の世界』を知らず間に教えられていたんだな・・・。(笑)
で、上手く行かなかったらまた作戦を考えて挑むんだけど・・・(*^_^*)
そんな中、勝てた時は、いつも勝っている人には分からない、喜びや達成感を味わえたっ!(*^_^*) これが原動力になって、諦めずやっていれば負けっぱなしではなく、やり方、方法を考えれば勝てる事を覚えてく・・・。
今から思うと、当時の私達には高価で、あまり何回も出来ない貴重なワンプレイ・・・
1位が取れなかったら2位も4位も同じで、ぶつけ合いの方が楽しかったんだな~ あの頃の自分達は・・・。
でも・・・
1位がとれなくても、いつかはとってやる!と、上を狙う心は常にあり・・・
負けて悔しいと思うヤツの中では・・・
夜、親父を銭湯に誘い、銭湯の帰りゲームセンターでファイナルラップをやらせてもらうために、親父の背中を流す・・・。(笑) というコソ練するやつもいて・・・。 ← でも実際はそんなに甘くなくて、『夜に子供がゲームセンターに行くなどけしからんっ!』と、銭湯に置いてあるインベーダーゲームで事済まされるヤツもいたりして・・・。(爆)
間違いなく オンリー・ワン ではなく、 ナンバー・ワンだったわけで・・・
参加する事に意義がある・・・
その時はそれほど大切じゃなくて・・・
勝つためには、ちょっとくらいのズルイ事をしてまでも1位を目指した時代だったような気がする・・・。
で、ズルイ事をされて負けたやつは、『ずるいよ~っ!』とは言いながらも・・・
ズルイ事をしたヤツを徹底的に問いただすのではなく、気付かなかった自分にも落ち度があったと反省したり、そう言うのやり方アリなんだ・・・と気付き、そのズルイやり方を真似して次1位を目指す・・・ みたいな・・・。(笑)
もしくはそのズルの方法を知らないヤツと対戦して勝ちまくる・・・ みたいな・・・。(爆)
と思えば、1位に貪欲だったよなっ! あの頃って・・・。(笑)
そんな中、『ズル』をされて負けてしまうヤツの中で、その『ズル』を絶対に白黒はっきりさせたいヤツってのがいて・・・
あ~だ こ~だ 言って正当な事を説明して、味方を増やそうとしている内に・・・
みんなはもう次の遊びに移っている・・・ という・・・。(笑)
なんか、今の政治家にこういう人多くない?(笑)
時代はどんどん進んでいくのに、正当化のぶつかり合いで分かり合う事も出来ない中、全く決められなくて物事が進んでいかない。進んでも進むペースが遅いと言うか・・・。
とまあ、懐かしい事を思い出したりしながら、バイクを走らせた・・・。
ちょっと肌寒いけど、超いい天気でツーリング日和な天候に、今日のツーリングに益々の期待を膨らませていると・・・
ある事に気付く・・・。
まず、ららさんのポジションがいつもと違って、スポーティーな前のめりな姿勢に・・・
ららさんじゃないな~ と思いながらも、その後ろをピッタリくっついて走るイレブンさん・・・
そういえば、以前キャラメルマン5号(TW200)を関東から関西に東名を使って持って来て、その後『金沢』『和歌山』のツーリングに行った後、伊勢までサーフィンしに行った時・・・
すべてずっとフルスロットルだったからか・・・
エンジンを焼きつかせた事を思い出した!(笑)
ま、TWは単気筒だったしね~。 なんて思いながらも・・・
焼きつくのでは?と思ったよ。
アムロっ! 気をつけてっ!! じゃなかったっ!(爆)
イレブンさん、『焼きつき』に気を付けてっ!(笑)
ららさんはまだバイクに慣れていないからか・・・
丹波路ツーリングの時に集合場所だった敦賀に向かった時よりは、ペースはゆっくりだったので・・・
キャラメルマン的には丁度良かったりした。(*^_^*)
滋賀県から福井に入る国境付近では・・・
道の両脇にある山の斜面に雪が残っているではないかっ!
一気に寒く感じちまったぜっ!(肌寒)
そして8号まで続く、下りのクネクネが続く道・・・ ← ここキャラメルマンは苦手。逆の上りは好きなんだけど。
イレブンさんのコーナースピードの速い事、速い事~っ!!
鉄条網は、人を油断させるフェイクだったのね・・・。(笑)
集合場所までもうちょっと~ と言うところで給油し・・・
少し時間が早かったので、ここの休憩スペースで談笑交えながら少しマッタリする。
私は暖かくなった代償を処理する事に・・・(笑)
今後、益々増えるんだろうな~。(苦笑)
外に出ると・・・
山には雪が残っており、日本海側と言う事を再認識したっ!
7時50分になったので出発し、10分もかからなくして集合場所に到着した・・・。
つづく・・・