ミヒャエル・エンデという作家が好んでいたという。 亡くなってから出版されたこの本だが、テーマが変わっている。 経済、というか、お金の流通に関する実験が、紹介されている。
今の、私たちの感覚からだと、お金は、貯めておくと利息が生まれる? というのが、当たり前のように思っているが、それが変だというのが、この本のテーマだ。
持ってると、どんどん価値が減っていく通貨? そんなのあるの? というのが、この本のテーマ。 持続と循環する世界を作るなら、意識改革から・・・
地域貨幣というのが出てくる。というか、何度か作られて、使われたりすたれたり。
で、今でも作られているところが結構あるという。 とても、面白い!地域貨幣の実例
貯めないで、皆で使おう、というアイデア!!! この感覚は、現代人にはちと無理かな???
が、しか~し、この本の中で紹介されている、ロビンソー・クルーソーの逸話が、とても理解に分かりやすいので、おススメだ。 スッキリ!