某、百貨店にて。 お酒コーナーには、なるべく立ち寄るようにしているのだが、コレは美味しそう、とみていると、必ずといっていいほど、何やら、担当者みたいなのが近寄ってきて、「お客様、どのようなお酒を、お探しですか?」などと聞いてきたら、もうダメ。
せっかく、兵庫県香住あたりの風景を思い出して、カニなどを、民宿にてほおばっている様子を思い描いているのが、台無しだ。
昔むかし、そのむかし、仲間と連れ立って、香住町の民宿へと、車をとばす。おおよそ、4~5時間くらい。(昔の道なので、国道をゆったりと・・・) 途中、軽く喫茶店で休憩しながらの、旅行。 いや~、日本海にでると、少し声のトーンが上がる、のが分かる。 波がやや荒いけど、海の色が青々した感じで、全然違う! 景色もいい。(晴れていたので、余計に)
確か「サトー」という名前だったという記憶、おぼろげながらなので、ひょっとして違うかも。 予約していたので、まずは、こじんまりしたお風呂に入って身体を温める。
そして、少し一服したら、早めの晩御飯、というか、カニのフルコースである。当然、ビールと日本酒。 この時に「香住鶴」という銘柄が出たので、よく覚えていたのである。 帰り道、お土産で買って帰ろうと。
しかし、おそらく当時の値段で一人15,000~20,000円くらいだったか、わりといい値段! だが、刺身にはじまり、焼き、茹で、そして、鍋とすすみ、最後には、雑炊まで、約3~4時間かけて、おそらく、民宿の人は、あきれていたと思う。 一人だけ、周りがもう横になっている頃にも、チビチビとお酒を飲んでいるのもいた、はずだ。
とまあ、このようなハナシは、多々あるはずだが、それでも、翌日には、鍾乳洞を見学したり、出石で名物の皿蕎麦を食べたりしながら、ゆっくりと帰ってくる、という、お決まりのコースで、満喫。
まあ、おいしい空気と美味しい食べ物と仲間内での宴会? で、気分もハレバレ。
と当時のいろいろと、ン十年前のことを思い出したり、というところに、「お客様・・・」ときたら、もう二度目の台無し~。
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