比の計算は、小学校6年で習い、答えが分数になるような問題は
中学に入ってから習います。
小学校でも、仕組みさえ分かれば簡単なのですが・・・
さて、今回は次のような問題を解くときの計算の仕方について
これは、よく出てくる比の問題です。
どうするんだったっけ~
内項の積=外項の積 で、計算します。
内項は、式の内側にある項、上の式だと「5」と「24」です。
外項は、式の外側にある項、上の式だと「28」と「X」です。
よって、計算式は
と、なりますが・・・
ここでちょっと ひとくふう を、
未知数Xは、左側にある方が後で計算がしやすいので
と、外項の積を最初に書きます。
そして、
となるわけですが、ここでも もうひとくふう!
比の計算では、最後に分数か割り算を使いますので
5×24 の計算を後回しにして、先に28を移項しますと
約分をしながら、計算に使う数字を小さくしていきますと、
最後は暗算でもできてしまうことが多くなります。
これだと、見直しをするときも短時間でできますしわざわざ筆算をすることもなく答えにたどり着きます。計算する順番を考えて、シンプルな数字に変えていくことで正解率がう~んとアップしますよ。
え~、ところで、
なぜ内項の積=外項の積になるのか?
説明できますか?