名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

これって、連立方程式??

2013-05-02 12:57:42 | 中学2年

中学も2年生になりますと、

未知数が、2種類あらわれてきます~

X+Y=10のとき、XとYの値は分かりませんが、

このとき X-Y=4 だったら、式は2つになりますので

連立方程式(未知数の種類と同じ数の式がある)として解けます。

 

ではでは、次のような問題だと、

どうやって解けばいいでしょうか?

==================================

A と B 2つの数があります。

AからBを引いても、AとBをかけても同じ数になるとき

Bが最も小さな自然数となる A と B の値はいくらでしょうか?

未知数は2つですが、式は1つ?

さあ、どうしましょう~

==================================

前回の答え(海外でだまされないために!)

 

碁石のような玉が何個かちらばっており、

対戦相手が交互に 1回につき1個以上5個までの玉をとり

最後に玉をとった方が負け!というカンタンなルール

玉の数が37個だったとき

先手は 必ず負けますが、これはどうしてでしょうか?


という問題。


まず、37個の玉を次のように並べてみます。

これで、もう分かった人もいるでしょうが、

一例として 先手がピンク、後手が緑で表しますと

後手は、いつも 6-先手の数 だけとれば

最後に1個残せます。

これで、先手は勝てないわけです。

このしくみが分かればわざと負けることもできますから

3回勝負で先手から始めた人は、先手・後手・先手とゲームをして

1回目は負け、2回目に勝っても、3回目は勝てないわけです。


ここで注意!

このゲームは、すでに使い古された過去の手口です。

もっと巧妙なゲームもたくさんありますので

手を出さないことが賢明かと・・・・・・・