中学も2年生になりますと、
未知数が、2種類あらわれてきます~
X+Y=10のとき、XとYの値は分かりませんが、
このとき X-Y=4 だったら、式は2つになりますので
連立方程式(未知数の種類と同じ数の式がある)として解けます。
ではでは、次のような問題だと、
どうやって解けばいいでしょうか?
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A と B 2つの数があります。
AからBを引いても、AとBをかけても同じ数になるとき
Bが最も小さな自然数となる A と B の値はいくらでしょうか?
未知数は2つですが、式は1つ?
さあ、どうしましょう~
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前回の答え(海外でだまされないために!)
碁石のような玉が何個かちらばっており、
対戦相手が交互に 1回につき1個以上5個までの玉をとり
最後に玉をとった方が負け!というカンタンなルール
玉の数が37個だったとき
先手は 必ず負けますが、これはどうしてでしょうか?
という問題。
まず、37個の玉を次のように並べてみます。
これで、もう分かった人もいるでしょうが、
一例として 先手がピンク、後手が緑で表しますと
後手は、いつも 6-先手の数 だけとれば
最後に1個残せます。
これで、先手は勝てないわけです。
このしくみが分かればわざと負けることもできますから
3回勝負で先手から始めた人は、先手・後手・先手とゲームをして
1回目は負け、2回目に勝っても、3回目は勝てないわけです。
ここで注意!
このゲームは、すでに使い古された過去の手口です。
もっと巧妙なゲームもたくさんありますので
手を出さないことが賢明かと・・・・・・・