長い数字の列を覚える時に、語呂合わせを使うと
わりとカンタンに覚えられます。
一夜一夜に人見頃（ひとよひとよに ひとみごろ）1.41421356
これは、歌にも出てきました ルート２の 近似値。
ひとつの数字をひと文字に置き換えて 文章にしてしまうという
すごいワザで、ちなみに英語など他の国の言語ではこのようにうまくいかないそうです。
日本語は、数字の読み方が多種あり、そのどれもが生活に結びついているために
このような語呂合わせが作りやすい言語であるようです。
この日本語を、
数学の計算時にも利用すると楽になることがあります。
たとえば、 ２３７９４×１４８２４ という式を書き写す場合
そのまま読みますと
にまんさんぜんななひゃくきゅうじゅうよん かける いちまんよんせんはっぴゃくにじゅうよん
と、なが～くなるのですが
これを、語呂合わせにして読みますと
にーさんなくよ カケ いしやにし （兄さん泣くよ × 石屋西）・・・・＊意味は不明です
となり、覚えるために使う文字の数が、激減します。
日頃から、このような数字の呼び方に慣れておきますと
テストの時などに、時間短縮と正確さでミスを少なくできます。
公式も、語呂合わせで覚えた方が、間違いが少ないようです。
たとえば、球の体積を求める公式は、「身の上が心配であ～るので参上！」
書けますか？
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前回の答え
電圧が２４ボルトで、R1が２０オーム R2が３０オームの場合
流れる電流は 何アンペアとなるでしょうか？
という問題でした。
電流計Aに流れる電流の大きさは、
R1に流れる電流 i1＋R2に流れる電流 i2 となります。
電流×抵抗＝電圧 より 電流＝電圧÷抵抗 ですから
i1+i2=24÷20＋24÷30＝２ 答え ２アンペア
回路図を分かりやすいように書き換えれば、計算も楽ですね
じゃあ、最初から分かりやすい回路図にしくれよ～となりますが
そこは、テストだから・・・
また、抵抗を直列（縦に並べてつなげる）にした場合の合計の抵抗値と
抵抗を並列（横に並べてつなげる）にした場合の合計の抵抗値を求める
そんな公式があるのですが、ご存じですか？
また、どうしてそうなるのか？ご存じですか？
次回説明します。
余談：電流はプラスからマイナスに向かって流れ
電子は マイナスからプラスに向かって流れるって習いましたよね
電子の流れが電流じゃないの？向きが逆っておかしくない？
そう思われた方は、まともです！
どこかの偉い人が、電子の流れる方向が分かる前に、電流の方向を勝手に決めてしまって 後からそれが逆だったってわかったんですが、電流の向きは、電子の流れる方向と逆であると、へんな定義をしたもんだから、今 ややこしいわけです。
もう少し 素直にならないとね～