悠久のBOHEMIAN

旅、花、空・・眼についた四季折々の自然の光景などを写真で綴りたいと思います!

先日の旅の夜もすがら・・・後編、内宮~斑鳩の里・・!!

2017-01-20 12:36:05 | 旅行

お待たせしました、先日の伊勢路の旅後半をご覧頂きましょう。 今日は二十四節気の一つ・大寒、やけに冷え込んでいますよね、空模様も夕方辺りから白いものが舞い落ちてくるのではなかろうかと思える様な冬空です。 閑話休題・・・、宇治橋を渡り、神域を進みして厳かな伊勢神宮内宮の遥拝所石段下からの光景です。 筆者も列に並んで静かに石段を上り、神前まで進みして 古式に則り参拝して来ました。

    

参拝後の道筋は来た時とは違い順路があり、粛々と戻ります。 途中にも樹齢何百年彼の古木が鬱蒼と聳え、又神馬の厩も一寸眺めして、白馬の穏やかな姿を一枚激写!! 実に大人しく参拝客を見ていましたね! 

      

伊勢神宮の参拝順は、先ず外宮を参拝して後に内宮へ向かうのが古来よりのしきたりと聞いていますが、筆者も昨日雨の中を先ず外宮に参拝して来たので、願い事も叶うかな と!! この後また外宮方面へ引き返し、ご先祖様の眠る墓地へと向かい、日頃の不精をお詫びしつつ墓参を終えた事でした。 昨日の雨で少々予定が狂った事とて、忙しなく次の目的地・奈良方面へと愛車を走らせて、最後の宿・大和平群に無事到着! 下の絵は、その宿から眺めた斑鳩の里と遠く生駒山地が眺められるのでした。 生駒山の向うは大阪なんですよ!

    

さて、最終日・・・、斑鳩の里・法隆寺の拝観です。この法隆寺の諸々を全てこの場で語り尽すにはとても膨大な頁になりますので、大雑把に観て来た所だけを簡単に記しておきます。詳しくお知りになりたい方は、此処へ赴かれるか、ネットなど駆使されてどうぞお調べになってくださいね!(._.) この門は、西院にある南大門です。観光客は大体此処からスタートして寺院内伽藍の数々を観て廻ります。 今回は幸いなことに我々二人なのに、ボランティア・ガイドの方からの詳しい説明を受けながら廻り、より一層の新たな知識など知り得た事でした。感謝!! またこの南大門前は、長い参道になっていまして、両脇には土産物屋さん、レストランなど軒を連ねています。 筆者もこの法隆寺を訪れたのは最後が確か5,6年前の事でしたでしょうか・・・??

    

      この絵は東大門へと向かう道筋です、と云う事は西大門への道筋もある事ですから、この法隆寺の

      敷地の大きさが想像出来ますでしょう・・・?

       

この古木は樹齢何百年か存じませんが、由来は記されていました。又右側の青銅の灯篭は、徳川家の何方かが寄進されたものだったかと、うろ覚えに記憶していますが・・・? 大講堂の前にでんと構えて据えられていました。

      

    此方はご存知の” 金堂 ” ですね、実に見事な佇まいの本堂ですよね、そしてこれが現存最古の

    木造建築だと云う事なんですね!!  

    後方には五重塔も威風堂々として昔ながらの威容を誇っていました。 あ、申し添えますと、

    この金堂内陣には、釈迦三尊像などの本尊が安置されています。

    

   金堂二階部分の四隅にはこの様な立派な見事な彫刻を施された柱が建っておりますが、

   これらはだいぶ後期(江戸時代)に修築の際造られたものだと云う事でした。 

      

    先ほどの灯篭が前面にある大講堂ですね・・・・、往時は此処が食堂兼講堂だったそうですよ。

    

     この五重塔も何枚か撮ったのですが、あまり上手く撮れていなくて、何とかこれ1枚だけ・・・(-_-)

                

        昔のお札にありましたね、” 夢殿 ” です。 この夢殿は場所が東院の方にあるのですね、

        その昔の法隆寺は西院を指していましたが、現在は東西の院を一つに合体して”法隆寺”と

        称されているのですね! 境内の中は実に広くて歩き廻ります。   

        

そう云えば、明治時代にかの有名な「 正岡子規 」が、奈良を旅した折りにこの法隆寺にも立ち寄り、有名な一句を詠んだとか・・・” 柿食へば 鐘がなるなり 法隆寺 ” と詠われていますが、一説に由ると、この句は、法隆寺で詠んだ句ではないとも・・・真偽のほどは定かではありませんが???  

      

    実に見事な盆栽風の松の樹でしょうか・・・?  此処がお隣、中宮寺なのです。

    今回は此処には時間の都合上拝観すること叶わず、近辺も又観光する事もなく法隆寺のみで

    斑鳩の里は終えたのでした(涙) 歴史的に観る場所は近くに沢山あるのですが・・・

    

下の2枚の絵をご覧頂くとお分かりのように、東大門、西大門共にこんなにも長い参道に続いていまして、結構な歩きでがありました。 ボランティアの方には3時間に渡って実に丁寧に案内していただき、本当に有り難かったです。 お陰様で、この年にしてまた新たな知識を得て大変勉強になったような次第でした。この場を借りましてボランティアの I 西氏には厚くお礼を申し上げます。 感謝!! (__)

     

   

そのような事で、3泊四日の 熱田神宮から始まり、伊勢路を巡り、最後にこの斑鳩の里での観光を済ませてこの日午後から只管に走り捲って午後7時に無事我が家に帰着したのでした。 長々とご笑覧頂きまして、誠に有難うございました。今年1年もどうかよろしくお願いいたします。  



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8 コメント

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今年は豊年間違いないですね (jullio)
2017-01-20 18:06:34
熱田の神様に勇気武運を授かり、天照の大神様に泰平を授かり、ご先祖様から愛情を授かり、聖徳太子の知性も授かり、最強の真人間になってご帰還されたのではありませんか。
名物の食べそびれなどどうでもいいと思わせてくれる濃密な旅になりましたね。
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濃厚な初参り (たけおやじ)
2017-01-20 21:18:24
今日は大寒らしい・今季一番の厳しい寒さで堪えました
3年前に京都・奈良を車で観光した時・法隆寺の前で拝観時間終了でした・・・・!!
貴兄の素晴らしい写真・説明で,小生も拝観した気分が味会え,感謝します
次のドライブ旅行のブログ,楽しみにしています。

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lavieのつれづれ (lavie)
2017-01-22 13:22:34
快晴で良いお伊勢参りでしたね~
もう何年も行ってませんね~!新しくなってからはまだです。
こんな事では駄目ですね~反省

あちらこちらと同じもので申し訳ないですのに、ご丁寧にコメント頂き有難うございます。。。感謝です。。。
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良い旅行でした。 (ciao)
2017-01-22 18:35:04
日本の最も古い部分、最も日本的な、日本の心の旅でしたね。
熱田ー伊勢ー法隆寺、なかなかツアーでは一度に回れないスポットです。しかも下宮のおまけつきで!

今度の木曜日(26日)、旅のつれづれなどお聞かせ下さい。
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良い旅ですね。 (みかん)
2017-01-25 21:26:54
法隆寺の広さを実感します。
法隆寺は修学旅行以来、行った事がないのですよ。
ただ、法隆寺については法隆寺の宮大工だった西岡さんの著作を読み、興味はいっぱいあります。
ゆっくり見たいと思っていますが、ガイドさんが3時間も説明して頂くなんて、嬉しいことですね。
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伊勢路の旅 (笑み)
2017-01-26 00:03:01
こんばんは
ハードに動かれましたね。法隆寺懐かしい。17歳の時修学旅行で行ったきりです。
あなた様の説明を聴き一緒に詣でているような気分でした。
写真まるで絵葉書のようです。
ナイス!。

お疲れになったのでは。
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具合 (ciao)
2017-01-27 19:59:03
風邪の具合は如何ですか? 多少は良くなられているようで、何よりです。
昨日は悠久さん抜きでしたが、楽しくやりました。次回は体調を整え、楽しくやりましょう。

奈良盆地の写真、正面の山は二上山でしょうかねえ・・。
昔、山の辺の道を歩いた頃を思い出します。
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空の青さや法隆寺~(^^♪ (めぐ)
2017-01-28 05:49:53
おはようございます♪

うーん、やはり歴史の重みを感じますね♪京都も、まぁ素敵なお寺の数々はありますが、ほとんどが(応仁の乱の災害で)江戸以降の建築物なので、奈良のお寺に比べたらって感じかもしれません。

彫り物ひとつを見ても、昔から日本の職人技というのは、すごいなーと思いますヾ(*´∀`*)ノ
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