さて、登山は無事終えて最後の日には折角だからと観光へと、阿蘇山~熊本市内(熊本城)を巡って熊本空港から一路帰京した様な楽しい4日間なのでした。 撮影目的だった“ミヤマキリシマ”の花の全山ピンクに覆われた光景は残念ながら時期尚早で観られず、所々に咲いていたのを撮ってきた様な次第でした。
久住山麓の宿、久住高原荘を後にしてこの日先ず向かった先は噴煙立ち昇る阿蘇山なのです、緑に覆われ広々とした草千里の眺め・・・・放牧馬や牛は此処ではいませんでしたが、来る途中では結構見ましたよ。
画面左側に見えて来たのが薄っすらと噴煙立ち昇る阿蘇中岳です。 あの火口までは残念ながら警戒情報レベル2の立ち入り禁止で、この場所からしか見られませんでした。
仲間のご一行は観光馬に揺られてのんびりと草原を散歩、パッカパッカと気持ち良さそう・・・?
絶えず立ち昇る噴煙と背後には白く湧き立つ雲・・・、迫力感じられませんか?
阿蘇山での気持ち好いひと時を過ごしてのちにハンドルも軽やかに周りの景色を楽しみながら最後の観光場所、熊本城へ・・・・・! その昔、加藤清正公が築いた雄大な城、熊本城、威風堂々の天守の眺めです。
お濠の水は今も静かに淀み、堅固な石垣の上には物見櫓も当時の姿を美しく見せてくれていたのでした。
お城近くの観光物産店や土産物屋の並ぶ一角で昼食を摂った折の店内の装飾・・・、流石は肥後の国名物、加藤清正公朝鮮出兵の折の虎退治の謂れをこの様にして飾っていたのでした。
何とも迫力ある造形ですよね、猛虎の眼と打ち獲らんとする清正のランランとした鋭い眼・・・、お互いに一歩も譲らずに睨み合って・・・・!! 果たして勝敗は何れに軍配が・・・??
そんな処で一先ずこの山旅の話を終わりにしようと・・・・、ミヤマキリシマの花がたったの一つでは寂しかろうと最後に家人の絵を借りて載せます。
この花は何と云う名の花だったか、もう忘れてしまいました。
お別れは久住高原荘から眺めた阿蘇連山の夕焼け・・・・、何とも雄大な光景ではないでしょうか?