悠久のBOHEMIAN

旅、花、空・・眼についた四季折々の自然の光景などを写真で綴りたいと思います!

最終章、伊予路~吉備路へと・・・・巷は既に桜咲く!(;_:)

2018-03-17 10:23:29 | 旅行

昨秋10月に巡った四国一周から 遂に松山から一人旅の吉備路へと・・・、松山空港で歌人たち3人を見送って後 進路を北東へ向け 一路瀬戸大橋へと差しかかる。 この備讃瀬戸大橋の中程に 与島 と云う小島があり 此処で暫し休憩! 過ってはこの与島も 瀬戸大橋が開通して暫くは大いに賑わったSAでしたが、今では観光客もまばらで 一時の隆盛も嘘の様な静けさなのでした。

      

橋のスケールを表した大きな看板をよくご覧ください、今も昔も変わらぬこの感じでその威容を誇っていたのでした!( ゚Д゚)

            

         長く延びる橋の向こうに四国、香川県側が霞んで見えています。(*'▽')

      

        長閑な凪の瀬戸内海の眺め・・・・日本のエーゲ海と例えられる静かな海なのでした・・・・!

            

        この瀬戸大橋は 上下2段に分かれて 上が自動車道で 下にJRの鉄道線路が敷かれ 今正に列車が

        通過して行くのでした。四国側から岡山方面へ…慌ててシャッターを切ったので あまり良い絵には

        撮れませんでした。残念っ!!

       

        瀬戸大橋を渡り 岡山県倉敷の街を通過して目的地の総社市へ無事到着、前日予約しておいた宿に身を投じ

         一夜明けた朝の宿からの眺めなのです。薄煙は 田の稲藁を焼いているのでしょうか、刈入れも済んで

        いるようで ひと段落の長閑な光景でした!

            

この後 宿に迎えに来た、何と半世紀ぶりに逢った古い友人と再会し お互いの変わり様にほんの少し驚きつつも その面影は変らず まるで昨日会った様な会話に何の違和感も感じずに お互いの健在を確かめ合ったのでした。 そして彼の車で先ず向かった先は その昔 彼の羽柴秀吉が 信長の命で毛利征伐の一環として攻めた 備中高松城の今の佇まいです! 此処は平城でしたので 秀吉が兵糧攻めにすべく 城の周りを水攻めにして敵を降伏させた事で有名な話として残っていますよね!!( ゚Д゚) 今は市民憩いの公園として整備されていまして、歴史を今に残す資料館がポツンと一軒ありました。

       

        備中高松城跡はあまり見るものもなく その後向かった先が 下の絵に見える五重塔の国分寺跡なのです。

        手前の田んぼにはまだ刈入れ前の稲穂が黄金色に輝き 長閑な田園の風景を醸しだしていたのでした・!(';')

           

綺麗に整備された国分寺跡の佇まいです、此処の一画に在った小さな売店で飲んだ甘酒が 昔子供の頃に飲んだ味と変わらず 懐かしさが込み上げてきたのでした。あ、私は岡山県人ではないのですが(笑) 売店のおばさんと二言三言話しを交わし 土地の風習など楽しく聞かせてもらいました。!(^^)!

         

    国分寺跡を後にして 次に向かったのが 吉備津神社・・・・ここは又神話の世界とも繋がり 寓話で有名な桃太郎伝説の

    場所でもあるのでした。 桃太郎の鬼退治・・・子供の頃に聞かされ 絵本などにもありますよね~、雉と猿と犬を従えて

     いざ鬼退治へ赴かん・・・と !! (;^ω^)   

    隣りの一枚の枯葉・・・・ 桐一葉 落ちて天下の秋を知る なんて句も頭に浮かび・・・これは桜の葉っぱでしたが!

         

      この立派な神殿が吉備津神社でして この独特の建て方は 吉備津造りと 云う独特の建築物なんだそうですよ!

        

        またご覧の絵のように 此処にはとても長い回廊がこの様に下方に伸びてくだっていました。

        その長さ 何と上から下迄 380m なんだそうです・・? (';') 本当に吃驚の回廊ですよね~・・!!

        

        この日最後に訪ねたのが この城・・・備中松山城 です、難攻不落の山城で 山肌の岩壁などを

        巧みに利用して造られた石垣は 本当に他ではあまり見かけない城壁造りの光景なのでした。

          

    

     ここでは 結構な数の猿の一群が人を恐れずに遊んでいました、人慣れしているのでしょうかね~・・?

        

             

        山頂にすっくと佇む天守閣・・・ここまで登って来るには容易ではありません、我々は途中の駐車場まで

        送迎バスで来て そこから約30 分かけて登って来たのでした。 

        この城を落とすのは並大抵の戦略では落城しなかったことでしょうね~??

        

こうして1日彼の案内で楽しく史跡巡りを終えて 夜は再会を祝して 市内の居酒屋で二人して積もる話を肴に 夜の耽るのも忘れて50年振りの お互いの身の過ぎ去った過去を懐かしんできたのでした。こうして今回の旅も終わりを迎え 翌日は又長い帰路の高速道をひた走って家路に着いた10日間でした。 その様な事で 長々と4回に分けて旅の顛末を書き連ねてきましたが、この間に撮り溜めた写真も膨大な量になり 全部を載せるのはとても大変な事なので その一部を抜粋してご笑覧頂きました。 実はこの後も愛知県小牧市に入る幼馴染の友と逢い 一晩彼の家に世話になって 彼とも郷里での子供の頃の積もる話などしてきた様な事でした。幼馴染と云う仲は また格別の情があり こちらも話しだせば切りのない長~いエンドレスの話になりますので 今回は此処で終わらせて頂くのでした。 これまでのご高覧を感謝申し上げます。(__)