「いのちの授業」と「小さないのち♪」
「教育医療」9月号(ライフプランニングセンター)が届くや、「いのちの授業」(日野原重明氏の記事) に目が走りました。
同時に、音楽CD「小さないのち」のレコーディングから出版に関わった事が脳裏に!
「小さないのち」は、奈良の西村圭也先生(二胡奏者・元全国訪問教育研究会 会長)が1988年作曲し、長く歌い継がれてきました。
訪問教育とは、障害や病気の理由から学校に通えない生徒を対象に、教員が家庭や病院を訪問して授業を行うもので、昭和47年(1972年)に以前の制度を発展させてできました。
そして平成7年(1995年)8月、全国訪問教育「親の会」 が誕生。
障害の重い子にも、人並みに高等部の3年間、教育期間を延ばして欲しいという切実な思いからです。
「小さないのち」の歌をCDにして世に広く紹介したいと筆者に話を持って来たのは、金沢の音 弘志さんです。
オカリナの伴奏を取り入れたいと提案され、早速近所に音楽スタジオを主宰するピアニストの鈴木先生らと音合わせ。
金沢在住の各国籍の人々などの協力により 音さんの監修で2007年夏に完成。
★CD「小さないのち」関連記事(2013.5.30):http://kanazawa.areablog.jp/i/blog_view.asp?category=idx&keyword=1000057513&idx=1000057513&post_idx=10877096
以下、CDに添えた西村圭也先生の添え書きです。
●〈「小さないのち」…って〉
小さなはっぱの う~らに
てんとうむし 見~つけた~
あしもとの~ 草む~らに~
蟻さ~ん~ 歩いてた~…♪
地面に目を近づけてよく見ると小さな虫や花たちが一生懸命に生きていることに気づきます。
さらに土の中にはもっと小さな虫たちや微生物が土を育て、豊かな実りをもたらしてくれています。
大きいもの、強いものだけでは生きていけません。生きているものみんながつながり合い、助け合って生きているのです。
いじめ、自殺、殺人、戦争、環境破壊などいのちの重みが見失われがちな今日、身のまわりの “小さないのち” をもう一度見つめてみませんか。
きっとかけがえのない大切ないのちの輝きを見せてくれ るはずです。(中略)
小さな虫や花のいのち、私たちの隣人のいのち、 戦争や災害で失われていくいのち、重い障害を持った子どもたちのいのち…そして私たち自身のいのち。
「生きているものすべてのいのちを大切に守っていこう!」
この歌のメッセージが世界中の子どもにも、おとなにも届くことを願っています。 2007年7月 西村圭也
※生きている小さな命にまで思いを馳せるなら、何処かで私たちを支えている見えないところのイノチ(霊命←新造語)を観る感性が宿るのでは…(2013.8.31)
「教育医療」9月号(ライフプランニングセンター)が届くや、「いのちの授業」(日野原重明氏の記事) に目が走りました。
同時に、音楽CD「小さないのち」のレコーディングから出版に関わった事が脳裏に!
「小さないのち」は、奈良の西村圭也先生(二胡奏者・元全国訪問教育研究会 会長)が1988年作曲し、長く歌い継がれてきました。
訪問教育とは、障害や病気の理由から学校に通えない生徒を対象に、教員が家庭や病院を訪問して授業を行うもので、昭和47年(1972年)に以前の制度を発展させてできました。
そして平成7年(1995年)8月、全国訪問教育「親の会」 が誕生。
障害の重い子にも、人並みに高等部の3年間、教育期間を延ばして欲しいという切実な思いからです。
「小さないのち」の歌をCDにして世に広く紹介したいと筆者に話を持って来たのは、金沢の音 弘志さんです。
オカリナの伴奏を取り入れたいと提案され、早速近所に音楽スタジオを主宰するピアニストの鈴木先生らと音合わせ。
金沢在住の各国籍の人々などの協力により 音さんの監修で2007年夏に完成。
★CD「小さないのち」関連記事(2013.5.30):http://kanazawa.areablog.jp/i/blog_view.asp?category=idx&keyword=1000057513&idx=1000057513&post_idx=10877096
以下、CDに添えた西村圭也先生の添え書きです。
●〈「小さないのち」…って〉
小さなはっぱの う~らに
てんとうむし 見~つけた~
あしもとの~ 草む~らに~
蟻さ~ん~ 歩いてた~…♪
地面に目を近づけてよく見ると小さな虫や花たちが一生懸命に生きていることに気づきます。
さらに土の中にはもっと小さな虫たちや微生物が土を育て、豊かな実りをもたらしてくれています。
大きいもの、強いものだけでは生きていけません。生きているものみんながつながり合い、助け合って生きているのです。
いじめ、自殺、殺人、戦争、環境破壊などいのちの重みが見失われがちな今日、身のまわりの “小さないのち” をもう一度見つめてみませんか。
きっとかけがえのない大切ないのちの輝きを見せてくれ るはずです。(中略)
小さな虫や花のいのち、私たちの隣人のいのち、 戦争や災害で失われていくいのち、重い障害を持った子どもたちのいのち…そして私たち自身のいのち。
「生きているものすべてのいのちを大切に守っていこう!」
この歌のメッセージが世界中の子どもにも、おとなにも届くことを願っています。 2007年7月 西村圭也
※生きている小さな命にまで思いを馳せるなら、何処かで私たちを支えている見えないところのイノチ(霊命←新造語)を観る感性が宿るのでは…(2013.8.31)