天の彩配で焼き上がる土笛
一つ一つの土笛を丁寧に仕上げていく中で、検査項目は幾つもある。
調律は基本で何度も繰り返す必要があるのは当然ながら、同時に 作音楽器(自ら音を作る)という性格上の微妙な部分を含めて調整。室温、持つ手の温度、湿度、調律場所の反射音…の環境要因、利用音律と規準音 等々
「奏評」として、息量・音圧・吹奏感・持ち感・音程・高音部・音色 等々
「観評」として、面美・胎状・意匠特徴 等々
細部の形状チェックなどしてから、最後に“イルカ”(エスペラント語で DELFENO )マークの部分に「金沢金箔」( 食用可能な純度の高い“金” )を入れる。
由緒ある神社の神主さん等に、大変高価な雅楽の龍笛を見せて頂いたことがあるけれど、何度も試奏を繰返し、本漆を何重にも塗り重ねつつ音色を確かめ製作されたもので、しかも入手してから吹き込む程に、初めてその良さがわかってくるという。
むしろ、その笛に馴染み使いこなせる技量が身に付くと、最もよい音を紡ぎだすことができるようになってくるらしい。
自分で作った笛でさえそれは当たっているところがある。
しかし、一つ一つの笛の個性は厳密には皆異なるから音色を含めて奏者の用途と手法による場合も多い。
例えば、手術を控えて入院中のか細い息量の患者さん用に作った笛を息の強い人が使うとやたら使い勝手が困難となる。
作れば作るほどに疑問が増え、音、ゆらぎ、波動…への不思議は果てしなく広がる。
レイチェル・カーソン著「センス・オブ・ワンダー」(不思議への感性)の心は、何時までも失いたくない夢と希望の泉だ♪
●Ocarinaリフレッシュ石川 TV ロケ : http://youtu.be/uQREqrZd5R8
一つ一つの土笛を丁寧に仕上げていく中で、検査項目は幾つもある。
調律は基本で何度も繰り返す必要があるのは当然ながら、同時に 作音楽器(自ら音を作る)という性格上の微妙な部分を含めて調整。室温、持つ手の温度、湿度、調律場所の反射音…の環境要因、利用音律と規準音 等々
「奏評」として、息量・音圧・吹奏感・持ち感・音程・高音部・音色 等々
「観評」として、面美・胎状・意匠特徴 等々
細部の形状チェックなどしてから、最後に“イルカ”(エスペラント語で DELFENO )マークの部分に「金沢金箔」( 食用可能な純度の高い“金” )を入れる。
由緒ある神社の神主さん等に、大変高価な雅楽の龍笛を見せて頂いたことがあるけれど、何度も試奏を繰返し、本漆を何重にも塗り重ねつつ音色を確かめ製作されたもので、しかも入手してから吹き込む程に、初めてその良さがわかってくるという。
むしろ、その笛に馴染み使いこなせる技量が身に付くと、最もよい音を紡ぎだすことができるようになってくるらしい。
自分で作った笛でさえそれは当たっているところがある。
しかし、一つ一つの笛の個性は厳密には皆異なるから音色を含めて奏者の用途と手法による場合も多い。
例えば、手術を控えて入院中のか細い息量の患者さん用に作った笛を息の強い人が使うとやたら使い勝手が困難となる。
作れば作るほどに疑問が増え、音、ゆらぎ、波動…への不思議は果てしなく広がる。
レイチェル・カーソン著「センス・オブ・ワンダー」(不思議への感性)の心は、何時までも失いたくない夢と希望の泉だ♪
●Ocarinaリフレッシュ石川 TV ロケ : http://youtu.be/uQREqrZd5R8