突然訪れる地震、津波。大自然の前に人間の無力さを思い知らされます。予測もつかないほどの多大な被害が出ています。清く正しい人生を送ってきた人にもふとした歯車が狂い出すこともある。はかない。運命、天命を考えずにはいられません。たとえば、家や車を買ったばかりで流されてしまった人、たんす貯金をため込んで行方不明になった人、このむなしさ切なさを誰にぶつければいい?
「失うものは何もない」という言葉がありますが(昨年のロッテが言ってた)、本当に何もかもを失ってしまったら人は生きる気力さえなくしてしまうのでは?ゼロではない、マイナスなんです。よくスポーツ選手が言う「プレーで勇気を与える」ってそれは確かにそうだけど、当事者にはそんな簡単なことではないと思う。だからといって見守ることしか出来ない自分がもどかしいです。