息子が海で遊んでいるときに、偶然砂鉄をみつけた。
魚を捕まえようと父の釣り用ネットを持って行ったところ、柄についている強力なマグネットに
石がくっついてきて「お父さん、これなぁーにぃー?」
多井地区のおだやかな磯場。
いつもは蟹やら貝やら捕まえて遊ぶのですが、この日は砂鉄採集に。
何の変哲もない波打ち際ですが、海で砂鉄ってとれるもんなんですね。
自分が子供のころは、理科の時間に小学校の砂場で採取が定番でした。
こんな大きめの石もピタッとひっつきました。
調べてみると、古代から伝わる出雲のたたら製鉄の主原料は中国地方の海で採れる砂鉄なんだとか。
しかも、山陰で採れるのは"真砂鉄"とよばれ、山陽側のものより純度が高くて重宝されるのだとか。
子供と一緒に自然の中で遊ぶといろんな発見がありますね。
こうして自由研究のテーマが決まりましたとさ。
お子さまもいい体験ですね。
石見、出雲のたたら製鉄は歴史のなかでも活躍しましたね。