直売所に入荷した魚の中にひときわ旨そうな魚があったので買ってしまいました。
ツヅリ0.9㎏で750円くらい。
この魚はツヅリとか、漁師の中にはクロボッカと呼ぶ人もいます。
あまり知られていないかもですが、大きめサイズなら刺身が絶品です。
ややこしいことに「ツヅリ」と呼ばれる魚には2種類います。
このクロソイとよく似たキツネメバル。
見分け方のポイントはクロソイなら目と唇の間に涙骨と呼ばれる突起があります。
形には個体差があるみたいですが、だいたい3本の棘のように見えます。
こいつはややぼんやりした形ですね。
クロソイの方が大型になります。
お腹がパンパンに膨らんでいたので卵が入っているのかと思いきや、中身は餌でした。
消化中の小鯵が6尾も出てきました。
さっそく刺身にしていただきました。
身はちょっとくすんだ白身で、かつ血合もあまり鮮やかじゃないので地味になりがちなんですが
綺麗に皮がはげるとなかなか華やかな印象になりますね。
少し硬めの食感でとても美味しかったです。
さて、あと半身はどうして食べてくれようか。
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