毎月子供宛てに絵本が届く、童話館ぶっくくらぶというサービスに登録した。
第一回目の本がこちら。
『くまのテディちゃん』と『ぐりとぐら』。
1歳の息子が『くまのテディちゃん』で3歳の息子が『ぐりとぐら』。
きっかけは郵便局においてあった冊子を何気なく手に取ったことだった。
かつて出版社に勤めていたこともあり、こういうサービスがあることは知っていたのだが、
この冊子に書かれている文章があまりに素晴らしく、心を揺さぶられたため
申し込むことにした。
その文章はwebサイトにも掲載されていて読むことができるが、
冊子で読んだときの方が感動した気がする。
気になった方はリンク先で読んでみてください。
http://www.douwakan.co.jp/ehon-no-aru-kosodate/#sections
ここには、なぜ絵本を届けるサービスをされているのかが実に明確な言葉でもって書かれている。
絵本が持つ魔法の力について、それはどんな本でもいいわけじゃないこと。
絵本の「絵」が美しいものへの感性を磨き、「言葉」が豊かな表現や考える力になり、
「物語」はその子の心の成長に合ったタイミングがあること。
そして、そういった絵本を読んであげることで子供の想像力が育まれて本を読めるようになること。
本を通じて「生きること」を伝えられること。
絵本を読んでもらうことは、自分へ直接向けられた愛の表現だと子供が知っていること。
そんな素敵な絵本が子供の名前宛てで毎月1冊届く。
(リストの中にすでに持っている本がある場合はそれを外してくれます)
子供が増え、年を重ねていくごとに向き合い方も時間の過ごし方もめまぐるしく変わっていく。
どんどん成長してしまう。
自然に近いところで人間らしいリズムで暮らしているつもりだけど、
平日はゆったりと一緒に遊べない。
子供の関心を強烈に引く動画やアプリなどがすぐ手元にあるけれど、
インスタント人間になっちゃう気がして嫌だと感じる。
そんな自分にピッタリでした。
さっそく届いた本をすごく気に入ったようで、2回読んだだけでかなりの文章を
覚えて自分で復唱してます。
子供はすごいな。
こちらはもう一つの最近のお気に入り。
海士町の景色や暮らしの風景が載っているページを繰り返し見ています。
「ここ行ったことあるよねー」とか、「あのお祭りは天狗いるー?」とか。
子供がこの本のことを忘れるぐらい大きくなった時、ここに乗っている景色は変わっているのだろうか。
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