俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

タマガンゾウビラメのお味は・・・?

2020-06-17 | 魚食

はじめまして、ボクの名前は「タマガンゾウビラメ」(玉雁瘡平目)です。

パッと見た感じはカレイに似てるけど、ヒラメの仲間です。

とはいえ、学術上の分類はカレイ目カレイ亜目ヒラメ科ガンゾウビラメ属だそうなので、みんな仲間(?)です。

釣り人の間では「左ヒラメに右カレイ」という見分け方の格言があるのですが、最初この魚を見た時にずんぐりむっくりした体型から「左向きのカレイだぞ?」と思いました。

でも左のカレイは「ヌマガレイ」なはずで、それには似てないので、だとするとヒラメの仲間か。

ということは、「ガンゾウビラメ」「タマガンゾウビラメ」「テンジクガレイ」のいずれかか。

ここでいつものぼうずコンニャクさんでスマホ検索。

体表の模様から「タマガンゾウビラメ」であることがわかりましたー!

(「テンジクガレイ」がヒラメ科というわかりにくさ!)

写真では見たことあったものの、実物を見るのは初めてでちょっと興奮。

裏面はこんな感じ。

卵巣が透けてる感じとか、完全にカレイを思わせますよね。

けっこうヌルヌルしてます。

ちょうど今月のカレンダーはマコガレイとヒラメでしたね。

さて、ネット情報によると鮮度が良ければ刺身が絶品らしいので迷わず5枚おろしにしました。

だいたい15㎝くらいが普通の大きさらしく、寿司も半身で2カンしか取れないそう。

こいつは30㎝のビックサイズなので、食べ応えありそうです。

大きいのに気をよくして分厚く切ってしまった。

透き通る美しい身。

気になるお味は・・・甘い!そしてメバルに似てる!

獲れた日に食べたから身がしまっていたせいもあるかもしれませんが、食感も似てます。

そして、ほのかに昆布締めのような奥行きのある味わいがします。

 

半身は翌日、薄造りにして食べましたがやはりこっちの方が旨かった。

甘く、そして昆布締めのような味!

 

ちなみに、捌きながら食べた極小サイズのエンガワは最高でした。

 

これでまた食べたことある魚が一つ増えました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿