先日このブログで呼びかけさせていただいた「日本一のいりこ」と私が勝手に読んでいる伊吹いりこの共同購入。
おかげさまで6kg完売しました~!
賛同していただいた皆様、ありがとうございました。
「まるどマーケット」では多くの人に試食していただくこともでき、「美味しい~」いただきました!
よかった(^^♪
さて、今日はこの闖入者のお話。
段ボールに詰められたいりこを計量しながら袋詰めしていると、あれ?
いりこ(カタクチイワシ)の中に見慣れない姿の魚がいます。
このいりこを作っている香川県伊吹島は瀬戸内海。
つまり、わたしにとっては完全に未知の海。
一見して正体のわからない魚にワクワクしながら仕分けを最後まで終えると、全部で3尾紛れ込んでいました。
「ちりめんモンスター」といってちりめんじゃこに混ざっているカニやらイカの赤ちゃんなどを楽しむ見方もあれば、
同じ現象を踏まえて「異物混入」と呼ぶ見方もある。
その「食べ物」が造られる過程を思えば、私は前者の姿勢でありたいと思います。
だって、計算してみたらすごい確率ですよ。
いりこ20尾を無作為に選んで重量を図ってみると、平均0.6gでした。
全体が6㎏だから・・・約1万尾。
そのうち、たった3尾。
選ばれし存在。
仕分けしながらさっそく味を確かめ、残り2尾は持ち帰ってそれぞれ息子たちに。
この魚、最初は瀬戸内海といえばの「じゃこ天」の原料になるホタルジャコかなーと思いましたが、
調べてみるとテンジクダイのようだ。
この魚は「めぶと」や「ねぶと」と呼ばれ、岡山や兵庫広島あたりの一部ではローカルな食として
地位を占めているらしい。
やっぱり「魚食」、おもしろい。
と、ここまで書いていてうっすら残っている記憶がよみがえる。
以前広島県福山市のグルメ回転ずし「しまなみ」さんに仕事でお邪魔したとき、
連れて行っていただいた2軒目か3件目の飲み屋さんで「ねぶと」の南蛮漬けをいただいたような気がしてきた・・・
検索したらブログには残っていなかったけど、確かに食べた気がする。
昔のメモリーカードを探して調べてみることにしよう。
話はだいぶそれましたが、いりこを仕分けていて思ったこと。
この写真が最後に残った半端なんですが、砕けた部分がすごく少ないと思いません?
とても鮮度のいい状態で加工された美しいいりこを壊してしまうのが嫌で丁寧に分けたつもりですが、
それ以上にもともとの状態が素晴らしいんだと思います。
ポロポロ崩れない。
製品から仕事の素晴らしさが想像できる、そうありたいものです。
要望があれば、また2か月後くらいに共同購入を呼び掛けたいと思っています。
宝が入っているかもしれませんよー。
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