うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

メーデー沖縄祭典

2016年05月03日 | 活動報告

 

5月1日は 労働者の祭典 May Day メーデーです。

那覇市の新都心公園で行われた連合沖縄のメーデー、今回は8年ぶりの祭典として行われました。

13:00からのアトラクション、トップバッターは『那覇太鼓』です。

 

沖音協の所属する「小一バンド」はアトラクションの二番目に登場です。

ユーチューブ にアップしています。

https://www.youtube.com/watch?v=Heurf61aOYU

 労働者の日としてのメーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働組合が、8時間労働制要求の統一ストライキを行ったのが始まりです。「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、残りの8時間は、自分のため、家族のため、仲間のために」と長時間労働を無くすために労働者は立ち上がりました。

 ブラック企業が増え、サービス残業が横行し、物言わぬ労働者、物言えぬ労働者が増えています。昔も今も長時間労働は変わりません。

 今回は、日曜日ということもあり、家族ずれで楽しめるアトラクションやブースもありました。

メーデーには、「賃金あげろ」「雇用を守れ」などのスローガンを掲げ、決起集会を行いデモ行進を行うメーデーもあれば、那覇まつりのような、お祭りメーデーもあります。

 私は一度、ハンガリーのメーデーに参加したことがありますが、広場は家族ずれであふれ、牛の丸焼きがぐるぐる回りステージが2つも3つもあり、那覇まつり奥武山フェスティバルのような雰囲気でした。

 今回の、那覇市の新都心公園で行われた連合沖縄のメーデー集会は、各ブースで平和・雇用・女性の政策のPRがあり、スタンプラリーや家族で楽しめるアトラクションの後に記念式典を行うやり方でした。日曜日であり、子ども連れで参加できる今回のやり方が一番良いように感じます。

万国の労働者団結せよ。 各労働組合がナショナルセンターの枠を超え一つの式典を行うことを願います。

 メーデー万歳!

 

 

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つながろうフクシマ第6回脱原発・平和コンサート

2016年03月19日 | 活動報告

3月12日(土) 沖音協は、福島と沖縄との連帯を考えるライブ「つながろうフクシマ第6回脱原発・平和コンサート」を行いました。

 


 連続して出演している方は、最初は脱原発や福島について、何もわからない状態で参加していますが、回数を重ねるごとに、自分の中で変化が起こるようです。 それにより発表する曲なども違ってきますし、自分の中の思いも語ってくれています。 政治的なものには、遠慮するという人もいます。 無理せずに、思いのある仲間を増やしていこうと思います。 絆が結ばれたことが良かったと思います。 出演された皆様、協力した皆様、どうもありがとうございました。

 

いつもお世話になっている「宮城こういち」さんは、最後に『スマイル』を歌いました。苦しいときこそ、笑顔!

 

ヨシモトケンジさんは、詩を紹介しながら想像力をはたかせて詩の意味を考え、そして、この詩を被災者の前では朗読できない思いを語ってくれました。ひとり一人が、脱原発、フクシマトの絆を考えて、コンサートに臨んでいます。

 

星みゆきさん は、自ら提唱している「ヒーリングフラメンコ」を披露するとともに、いろいろな場面で踊りを披露してくれました。

小1バンド も、熟練の歌を披露しました。

最後は、沖音協として、「春よ」「手と手」「あたりまえの地球」の3曲を歌いました。「あたりまえの地球」は、脱原発のテーマソングとして毎年最後に全員で合唱することにしています。

 あたりまえの地球

 海に魚が泳ぎ 空には鳥が飛ぶ
 こんなあたりまえの地球 いつまで残るだろう

 私たちの海と 海の魚たちと
 私たちの空と 空の鳥たちと

 こんなあたりまえの地球 いつまで残るだろう
 こんなあたりまえの地球 いつまで残せるだろう

土には花が咲き 街を子どもが駆ける
 こんなあたりまえの地球 いつまで残るだろう

 私たちの土と 土の花たちと
 私たちの街と 街の子どもたちと

 こんなあたりまえの地球 いつまで残るだろう
 こんなあたりまえの地球 いつまで残せるだろう

 原発ゆるすな 原発ゆるすな
  原爆ゆるすな 原爆ゆるすな

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2016第3回那覇市職員芸能文化音楽祭

2016年02月11日 | 活動報告

 

 

 2012年の第1回、2014年の第2回に続いて、昨年の6月から那覇市職員厚生会の事務局と相談して、過去に出演してくれた団体や出演を希望する新しいグループと那覇市役所内沖音協メンバーにての音楽仲間とで、8月に実行委員会を立ち上げました。実行委員長は、今年度退職予定のTさんです。私も副実行委員長に就任しましたが、できるだけ、裏方に徹し、新しいメンバーが中心に中身を練り上げていきました。

 発表場所も、これまでの那覇市厚生会館ホールから、ライブハウス「トップノート」に変更し、お店の協力により、運営委員への負担が少なくなる方法で行われました。  沖音協加盟の『m&m』『小一バンド』を合わせて13団体が参加し、2016年1月29日に開催されました。

 私は、フラメンコダンサーの 星みゆき さんと「m&m」として幕開けを飾りました。私が平和の詩を朗読し、星さんが平和の舞を踊るコラボを試みました。 初の試みで、星さんも演舞後新たなイメージが生まれてきたと次の創作に意欲がわいてきたようです。

 
沖縄三線グループも「あかばなー」「ちんだみ会」がさんかしました。それぞれ3回連続の参加で、日ごろの練習の成果を披露してくれました。
 
 
 
星みゆきさんのフラメンコ以外に、フラダンスとポリネシアンダンスの2チームが参加し、会場を盛り上げていただきました。
女性用の着替え場所が狭くて参加者の皆さんには、少し迷惑をおかけしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 フォーク、ロック、ニューミュージック、沖縄ポップスとジャンルも豊富で、出演者もみんな楽しく気持ちよく歌いました。
 観客も、プロ並みの腕前に感嘆し、会場もほぼ満席、立ち見がでる大盛況でした。

 序盤は、時間通り進みましたが、後半は、バンドの入れ替えに時間がかかりましたが、終了時間は夜9時半で想定内での進行でした。
 
 
 今回の企画に協力いただいた皆様、出演いただいた皆様、裏方の皆様、皆様のご協力があって成功することが出来ました。本当にありがとうございました。 参加団体や参加者へのにアンケート調査をしたうえで、今後の対応は検討することになっています。毎年行うか、2年ごとにするか、みんなで決めたいと思います。
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2015活動報告 沖音協(沖縄県音楽協議会、日音協沖縄県支部)

2015年12月31日 | 活動報告

 日本音楽協議会沖縄県支部(略称:沖音協)は、1987年の4月に、沖縄で初めて行われた第1回嘉手納基地包囲行動に合わせて4月に結成されました。また、2011年11月5日(土)に沖音協の再建総会が行われ、年間を通しての活動が行われて、満4年がたちました。

 再建大会依頼、沖音協の総会及び忘年会を毎年12月に行っています。 今回は、2015.12.29 ファイナルステージ(那覇市鏡原)にて、11人のメンバーのうち7人が参加しました。 

  承認された活動報告と活動方針について、報告します。

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2015活動報告 沖音協(日音協沖縄県支部)

① 2014総会忘年会 2014年12月27日 社民党会議室行い、終了後忘年会を行いました。

② 辺野古 浜の芸能祭 ~ 『座り込みの中で生まれた歌の数々』12月31日(水)  辺野古浜テント
YASUさんは、市民活動家の皆さんや山城平和センター議長と連携して、辺野古新基地建設阻止闘争に参加していました。YASUさんからのお誘いがあり、2014年最後の活動を、沖音協として辺野古の皆様と連帯することができました。(YASU,平良、山城、MORIMITUが参加)

③ 辺野古ゲート前海保侵入防止行動
YASUさんは、毎日、辺野古ゲート前で早朝阻止行動に参加しています。沖音協も深夜警戒行動やゲート前阻止行動に参加しました。 辺野古新基地は絶対作らさせません。

④ つながろうフクシマ第5回脱原発・平和コンサート 3月11日 ナハ・チョップ・カフェ
毎年、脱原発、平和、絆をキーワードとした歌をうたいながら、福島と沖縄との連帯を考えるライブを行っています。今年は、「m&m」、「小一バンド」および賛同者の「ヨシモトケンジ」「与那嶺さとし」「うむい人」、飛び入りで「星みゆき」、磐城震災避難者連絡会長 長谷川循(じゅん)さんの挨拶もありました。

⑤ 5・15平和行進、日音協沖縄行動 今年で6回目となる、沖音協と日音協による5・15平和行進の取り組みは、5月15日(金)平和行進の初日、沖縄行動のメンバーは、朝5時に集合して辺野古に向かい、早朝ゲート前阻止行動に全員で参加し、その後、瀬嵩の浜で朝10時から行われた、平和行進出発式の参加と行進団激励送り出しをおこないました。また、2日目の県民大会では、行進団のお迎えを行いました。構成詩は、炎天下で見る方も大変との状況で中止にしました。

⑥ 5・17止めよう辺野古新基地建設県民大会 セルラースタジアム   辺野古ゲート前や辺野古海上で阻止行動をしている仲間たちと一緒に、沖音協・日音協のメンバーもアトラクションに出演し、「座り込めここへ」「沖縄今こそ立ち上がろう」を歌いました。

⑦  はたらくもの音楽祭in佐賀 6月13日(土)~14日(日) 山城・平良  「座り込めここへ」と「沖縄今こそ立ち上がろう」の2曲を発表し、会場内でも一緒に歌う仲間もいて連帯を感じました。

⑧ 辺野古ゲート前の座り込み行動1周年「7・18辺野古アクション 沖縄の未来は沖縄が拓く」沖音協は、集会のトップバッターとして、「座り込めここへ」「沖縄今こそ立ち上がろう」を歌いました。リードは、いつもゲート前で頑張っているYasuさんです。
⑨ 「辺野古新基地建設NO!7・24沖縄防衛局大包囲行動」 嘉手納町防衛局前 山城・平良     昨年、標的の村普天間上映実行委員会で一緒に活動した赤嶺さんが、今回の防衛局包囲行動の企画運営を行っていました。赤嶺さんから沖音協への出演依頼があり、今回の参加となりました。

⑩  絆を深め合う第5回沖音協合宿 8月29日、30日 8人が参加  講師の宮城さんと一緒に、新しい歌、歌のリニューアルを行いました。

⑪ 那覇の国際通りトランジットモール路上ライブ 11月8日
「奇跡の1マイル」といわれ発展した国際通りを、世代をつなぎ、再度音楽をとおして活性化させようと、「国際通り県庁前商店振興組合」に沖音協も協力し、今年は1回実施されました。

⑫ 沖音協「君に届け!平和の歌」コンサート 11月23日 ナハ・チョップ・カフェ
日音協50周年記念と銘打って行い、仲間の絆を固めることに力を入れました。結成当時のメンバー、お亡くなりになった宮良初代会長の御家族も招待し、辺野古ゲート前で頑張っているYasuさんや普段の活動に参加していないメンバーなど多くの仲間、日音協松本敏之事務局長も参加し、団結を固める場となりました。参加「沖音協」、「小一バンド」「チーム TMF」および賛同者の「与那嶺さとし」「みやぎこういち」、最後に「オンザロード」を全体で歌いました。

⑬  第7回笑顔笑顔のクリスマスコンサート 12月20日(日) パレットくもじ前
沖音協が事務局を担い、実行委員会方式で行われました。「愛心学園」「沖縄県少林寺拳法連盟」「儀間さん」「ちんだみ会」「カールテックス」「ももみちバンド」「小一バンド」「沖音協」が参加しました。

⑭ 那覇市職員厚生会の第3回那覇市職員文化音楽祭の開催を7月から働きかけました。8月に実行委員会が結成され、開催日が2016年1月29日(金)に決定し、準備を進めています。

⑮ 宣伝活動  沖音協ブログ「うたのちから」およびFB「沖音協」にて、活動報告を全国に発信しています。その中から、何度か日音協の機関紙「音楽運動」でも紹介されています。

⑯ その他  東京で行われる、国会包囲行動、中央抗議集会や反原発金曜行動などに、Yasuさんは積極的に参加しています。 意見交換の場としてモアイも行っています。 また、小一バンドは、独自の活動も行っています。 Yasuさんは、辺野古ゲート前の座り込みや各市民団体と連携した取り組みを行っています。

 知念副会長が参加しやすい南城市での取り組みや辺野古ゲート前での定期参加は、実現しなかったことは反省します。

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那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合 第7回笑顔笑顔のクリスマスコンサート

2015年12月23日 | 活動報告
第7回笑顔笑顔のクリスマスコンサート
 日時 2015年12月20日(日)午後1時00分~
 場所 那覇市パレットくもじ前クリスマス広場
 主催 那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合
 協賛 沖縄県労働金庫、那覇市職労  協力 おきなわ屋 
 
 
 このコンサートは、沖音協のメンバー平良彰一さんが、国際通りでベロタクシ―を運営しているNPO法人の高江洲さんと2人が中心に企画立案し、那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合と連携し、実行委員会形式で準備を進めてきました。 「沖音協」は事務局を手伝いながら、参加団体を募集・調整と音響等の手配をしています。 音響は「カールテックス」の宮城さん、沖音協、商店組合の機材をそれぞれ持ち込み、経費をかけないようにしています。  
 
 地域と連携することにより、①地域商店街の活性化 ②地域商店街と他団体連携による活動アピール ③ 各出演団体の活動発表の場を作るという 3つの効果があります。 地域の皆様と一緒に取り組むことにより、連帯意識が出てきます。一緒に活動することにより相互に理解することが可能になります。
 
 
当日は、8:30に集合しセッティング、10:30からはリハーサルを行いました。
リハーサルを見ている子どもたちが、バンドに興味を示せば、この中から将来
スターが誕生するかもしてません。
 
 
司会は、振興組合事務局長の瀬底さんが担いました。
 
 
 
 
番目の出演は、那覇市首里鳥堀町にある愛心学園の子供たち33人によるマーチングです。
愛心学園は、首里弁ヶ岳のふもとに産声を上げ、35年になります。教育目標は、心身ともに健やかで感性豊かな成長を願い、「心身一如(しんしんいちじょ)」の教育を目指しています。
特色として、音体教育、漢字教育、英語で楽しく を取り入れ、子ども達の素晴らしい才能をはぐくんでいます。
曲目は、①アラジンメドレー ②リトルマーメイド ③いのちのリレー ④エグザイルメドレー ⑤赤鼻のトナカイ でした。
 沖縄No1を誇る、子供たちの演技は、大人顔負けの演技でした。演奏終了後に子供たちには、「おきなわ屋」提供のお菓子をプレゼントしました。

 

 沖縄民謡は昨年と同じく、那覇市役所の「ちんだみ会」と、国際通りわしたショップの職員「儀間さん」が参加しました。
 沖縄民謡は観光客も立ち止り多くの観客が聞いていました。

 

「少林寺拳法沖縄連盟」の皆様も、毎年、参加していただいています。『1947年(昭22)、開祖・宗 道臣(1911~1980)が創始。
当時、敗戦による混乱から秩序はすたれ、不正と暴力がまかり通っていた。
宗 道臣は、中国で学んだ拳技をもとに、自らの理論による独自の拳法をあみ出し
「少林寺拳法」 と命名。これを人づくりの手段として、 「自己確立」 「自他共楽」 の教えを説いた。 少林寺拳法には、勝敗を争う試合というものはない。
「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」 ・・これが少林寺拳法の理念を表した宗 道臣のことばである。
技術を身につけることで、イヤなものはイヤと言える自信と勇気を手に入れ、なおかつ、人と人とが協力し合うことの楽しさと大切さを学ぶことに修練の目的がある。』

「カールテックス」の皆様は、6人のフルバンドで参加していただきました。リーダーのアキラさんが、音響機材も提供してもらっています。
 カールテックス とは、復帰前のガソリンスタンドの代名詞です。今回は、ボーカルのNAOさんがお菓子を配るパフォーマンスも披露し、ロック・ポップスの熱唱に、多くの観客を魅了しました。相変わらずの人気です。路上ライブでは、上手なほど立ち止まる人は多くなります。

 

 4番目登場の「ももみちバンド」は、ももさんとみちさんの2人で活動しているそうですが、ももさんが突然欠場したために、沖音協のメンバーが、助っ人で入り懐かしフォーク・沖縄ポップスを歌っていました。私の好きな「Lady」も選曲されていました。

トリをつとめたのは、沖音協・小一バンドです。駅前商店街の歌や日音協の歌、そして、最後に、テーマソング「奇跡の一マイル」を会場のみんなと一緒に歌いました。

  毎回参加を快く引き受ける皆様と、新しく参加するバンドと、これまでの路上ライブの取り組みで、バンドネットワークの構築が出来てきました。2016年も、沖音協のメンバー平良彰一さんと那覇市国際通り県庁駅前商店街振興組合の江洲さんと2人が中心で、国際通りトランジットモール路上ライブを開催していただき、沖音協も取り組みに協力していきます。

 

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沖音協「君に届け!平和の歌」コンサート

2015年11月27日 | 活動報告

沖音協「君に届け!平和の歌」コンサート
日時 2015年11月23日(月)18:00開場
場所 ナハ・チョップ・カフェ(那覇市国際通り牧志駅近く)

 日本音楽協議会(日音協)は、はたらくものの音楽サークルの全国ネットワークです。日音協の運動は、みずからを表現する運動です。じぶんの目で生活を、労働を、たたかいを見つめながらじぶんの言葉で表現し、労働者の現実をいきいきと描こうとするもので。
 日音協の活動は、つくり・うたい・ひろめ・つなぎあう、 四つの活動です。メーデーや労働者の集会、手作りのコンサートでうたうこ と、歌集・CDづくりなど、日音協はうたを創り、演奏し、普及しています。その結果として全国の音楽サークルが結び合い、また日音協の地域支部が生まれてきました。

 沖音協は、日音協沖縄県支部として、1987年に結成されました。今回、日本音楽協議会50周年記念を迎えたことに対し、沖音協も連帯コンサートを行いました。日音協50周年記念レセプションが終了間もなく駆け付けていただいた、日音協の松本敏之事務局長、いつもいつも、ありがとうございます。松本事務局長から連帯挨拶と「安倍サン、今すぐさようなら」と「あたりまえの地球」を歌ってもらいました。

 

今回結成された チーム TMF 「友よ」「戦争を知らない子どもたち」「糸」を歌いました。Tikasiも一生懸命練習したようです。

 

 ゲストは、いつも合宿や練習でお世話になっている「宮城こういち」さん、「フェンスの中の沖縄」と「グッバイ・アメリカ」を熱唱していただきました。

 もう一人のゲストは、よいどれかぐや姫のマスター「与那嶺さとし」さん、泳ぐ魚の群に 石を投げてみた 逃げる魚達には 何の罪があるの・・・ではじまる「あの人の手紙」を熱唱しました。私も大好きな曲です。戦争の悲惨さをうたった反戦歌だと思っています。

小一バンドは、彰一さんのオリジナルを中心に歌いました。

 

  今回は、日音協50周年記念と銘打って行いましたが、仲間の絆を固めることに力を入れました。沖音協は1987年4月に結成ですので、結成当時のメンバーにも声をかけ、また、お亡くなりになった宮良初代会長の御家族も招待しました。辺野古ゲート前で頑張っているYasuさんや普段の活動に参加していないメンバーなど多くの仲間が参加し、所期の目的は達成したと思います。
 最後に歌った「オンザロード」の歌詞の中に「自分を信じ、仲間を信じ、この道を信じて」とあります。ひとり一人の力は弱くても、仲間同士の力を合わせて頑張っていきたいと思います。
 集まってくれた仲間、協力していただきました皆様に感謝申し上げます。これからもユタサルグトゥ、ウニゲーサビラ。

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沖縄県民をウシェーてはナイビランド!

2015年09月20日 | 活動報告

 

 名護市辺野古の新基地建設に反対する「止めよう辺野古新基地建設!県民集会」が辺野古ゲート前で開かれ、3千800人の県民が参加しました。

 朝、那覇を出発したときは晴れていましたが、辺野古に近づくと黒い雲が出現し、到着した12:30頃は大雨が降っていました。スマホ情報では集会開始の14:00までには雲が切れるとのことでバスの中で待機し、集会直前に辺野古ゲート前に移動しました。なぜか、辺野古だけに降る雨でしたが、雨にも負けず、安倍にも負けず、みんなで向かいました。

 辺野古新基地建設の再開を阻止するという、県民の熱意で、降っていた雨も、集会の中ごろからは晴れ、終了時には青空が広がっていました。

 国会議員のあいさつや、市民団体の報告と決意があり、シールズ琉球の若者がラップ調のシュプレヒコールを叫び、演歌世代のお父さんたちも、何とかついていきました。

 「沖縄県民をウシェーてはナイビランド!」

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新しい歌が出来た! 2015沖音協合宿

2015年08月30日 | 活動報告

 

 全国的に安倍政権が進める戦争法案(安保法案)に反対する運動が拡大し、沖縄の辺野古新基地建設反対運動と連動している中、日音協の歌が、各集会の中で歌われています。
 そうした中、第5回の沖音協合宿を、旧盆あけの8月29日~30日の日程で、恩納村のコテージを借りて行いました。
 合宿は、仲間どうしの「絆を深める」ということをテーマにしていますが、今年は、「新しい歌をつくる、あるいはこれまでに作った歌をリニューアルする」という課題を掲げました。
 沖音協11人の会員の中で、7人が参加し、昨年に引き続き講師として、沖音協がいつもお世話になっています、みやぎこういち さんも参加し、合わせて8人の参加です。

 
 
夕方5時に集まり、お腹がすいたとまずは、夕食の準備です。焼き鳥にサンマ、ばーべQを食べ、みんなで乾杯!
 

「新しい歌をつくる、あるいはこれまでに作った歌をリニューアルする」という合宿課題で、本村さんは、詩を作ってきました。 
 それを、みやぎこういち さんと一緒に、メロディをつけ、詩を少し直して、仕上がりました。

 みんなの前で発表し、好評でした。 歌いながら、その思いを膨らませて、もっといい曲にすることになりました。


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「守りて掲げよ」作詞・作曲 本村光雄 補作 宮城こういち
1番
いくさに学べ  ときの政権よ
徴兵への道は  悲しみへの道

捨ててはいけない 平和憲法
守りて掲げよ  9条の心

2番(1番繰り返し)

HUMIYOさんは、「ケサラ」を覚えたいということで、ケサラをみんなで歌った後、本村さんの持ち歌4曲が発表されました。

 

今回の合宿で、私(平良)は詩の朗読をしました。
昨年、「標的の村普天間実行委員会」から知り合いになった「真壁みき」さんが作った詩です。

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大きな声で叫ぶ勇気を持っていないから...
 小さな声で平和の歌を歌う  詩:真壁みき

 名前しか知らないあの地では、
 小さな兵士が武器を持ち、 レンズのむこうに僕を見る。 
 絶望と希望の入り混じる強い眼差しで。  

 ガレキの山のてっぺん、少女は幼い弟の手を
 強く握ったままで無垢な笑みを空に放つ。灰色の空に。
  
 小さな赤ん坊を背負い母親が水に溶かしたわずかなコメに
 感謝を捧げ見えない明日に希望を祈る。
 深い痛みの中にあっても小さな光を探し求め今日を生きる。

 こんな世界を変えたいけど、僕の声はあまりにも小さくて。 弱虫な僕は大きな声で叫ぶ勇気を持っていないから
平和の歌を歌う。

 声がかすれて この喉が音を持たなくなっても、 君に届けと願いながら、 祈りながら、僕は 平和の歌を歌う。

 あの小さな兵士が武器を下ろし ペンを持つ日が来ますように。
少女の見上げる空が 青く光っていますように。
母親の背の赤ん坊が声を上げて笑っていますように。

 世界が子どもたちの笑い声で満ちますようにと、 
願いながら、 祈りながら、 僕は歌う。手を繋ぐ。
 繋いだ手と手が広がって、 広がって、 君に届けと歌う。 世界中の子どもたちに届けと歌う。

願いながら、 祈りながら、 僕は手を繋ぐ。

 

交流は、夜中まで続けられました。

10月のトランジットモール  11月の室内コンサート  12月の笑顔笑顔のクリスマスコンサート と年内の活動もそのとき相談しながら決めました。 実りある合宿でした。

 

 

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7・24防衛局包囲行動

2015年07月25日 | 活動報告

  

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設反対を訴える「辺野古新基地建設NO!7・24沖縄防衛局大包囲行動」が7月24日、嘉手納町の防衛局で催されました。

  昨年、標的の村普天間上映実行委員会で一緒に活動した赤嶺さんが、今回の防衛局包囲行動の企画運営を行っていました。赤嶺さんから沖音協への出演依頼があり、今回の参加となりました。

 

 

 11時から始まった集会の初めに、沖音協として、「座り込めここへ」「沖縄今こそ立ち上がろう」「やさしい心を武器にして」の3曲を歌いました。 また、抗議行動終了後の集会にて、YASUさんが最後のオオトリの歌をうたいました。

  集まった約360人の市民が、ヒューマンチェーン人間の鎖で沖縄防衛局を取り囲み「辺野古新基地反対」「海保の暴力やめろ」「戦争法案反対」と抗議の声を上げながら、手をつなぎ、また、プラカードを掲げました。

労働組合の組織的な動員とは違い、一人ひとりが自主的に集まる集会が増えています。

市民運動と連帯しながら、音楽運動を構築していきたいと思います。

 

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辺野古新基地建設反対!辺野古ゲート前での座り込み行動1周年

2015年07月19日 | 活動報告

   

  先週台風で延期になっていました、辺野古新基地建設反対!辺野古ゲート前での座り込み行動1周年に合わせた「7・18辺野古アクション 沖縄の未来は沖縄が拓く」が行われました。沖音協は、集会のトップバッターとして、「座り込めここへ」「沖縄今こそ立ち上がろう」を歌いました。リードは、いつもゲート前で頑張っているYasuさんです。司会は玉城愛さんが担当しました。

 

   辺野古アクションのフィナーレは、島田さんの「唐船どーい」に合わせてみんなでカチャーシ―です。

糸数参議院と稲嶺名護市長が率先して踊ってくれました。カチャーシ―は、沖縄の結婚式などで最後でみんなで踊るおどりです。

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