少し遅れましたが、 「米新型輸送機オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備に反対する県民大会」 の報告をします。 写真は、沖音協会員 私(カメラマン平良昌史(冲音協事務局長、那覇市職労副委員長))と一緒に、マーメイドGS で活動をしている、本村光雄(那覇市職労執行委員)さん と 新垣文代(那覇市職労書記)さんです。 影で、顔が半分黒くなっているのが残念です。
台風で一度延期されました、「米新型輸送機オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備に反対する県民大会」が、9月9日(日)に、宜野湾市の海浜公園で開かれました。会員は各組合の役員の兼務が多いため、超党派の県民大会は、冲音協としての独自活動はなかなか取れません。私も、那覇市職労の責任者の一人として、写真の本村さん、新垣さんと一緒に参加しました。
大会開始前の11時前には、主催者発表で10万1千人の参加者があり、ほぼ、県民の1割が参加した大会になりました。
大会では「県民はこれ以上の基地負担を断固として拒否する」として、オスプレイ配備計画の撤回と、米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去を求める決議を採択し、各自治体首長や国会議員、各自治体議員の実行委メンバーらは、9月13日に決議文を持って首相官邸や外務・防衛両省などを訪れ、配備反対に向けての行動を展開しました。
オスプレイは、重たい機体をヘリコプターのように垂直に離着陸する機能と、固定翼機のもつ速度を兼ね備えた新型機で、4月にモロッコ、6月に米フロリダ州と墜落が相次いだほか、アメリカの市街地で、不時着する事故も発生しています。
不時着で、死亡者が出ていないので、事故ではないと豪語するでしょうし、もし、そのときに、死亡者や怪我人などが出たら、操縦ミスによる人災で、機体に何の問題もないというのでしょう。
日米政府は、山口に陸揚げしたオスプレイ12機の試験飛行を開始しました。県民の反対の声を押しつぶし、10月にも普天間基地で本格運用を始める方針を変えていません。 県民の声を政府が無視するならば、県民総ぐるみの反対運動を展開するとともに、総選挙や参議院選挙でオスプレイ配備に反対する政治家を一人でも増やしていくしかありません。
全国の仲間の皆様、オスプレイの飛行ルートは、全国にまたがります。自分のこととして、反対運動を主体的に取り組んでくださるようお願いします。