うたのちから 沖音協(沖縄県労働者音楽協議会)

働きながら音楽をとおして仲間つくりを行っています。
「つくり・うたい・ひろげ、つなぐ」日音協の沖縄県支部です。

歌の力が物語るもの(4月26日 官邸前報告)

2013年05月03日 | 日音協からの活動報告

日音協東京都支部を中心に、毎週金曜日に反原発の首相官邸前での抗議行動を行っています。

日音協幹事からその状況が、「田中淑子さんからの報告」として、沖音協事務局長あてに送られてきますので、それを転載いたします。 なお、参加者名は、個人情報がありますので、カットしました。


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歌の力が物語るもの(4月26日 官邸前報告)   田中淑子

  
 「落雷や突風に気を付けるように」と天気が予報され、かなり心配でしたが、雨粒一つ無い官邸前で私達の声を響かせることが出来ました。

 先週に引き続き参加者の多いこと、多いこと。嬉しいの一言です。今日は今まで歌ったことのない「福島を繰り返すな」、「放射能ロック」、日本語訳で「勝利を我らに」「故郷」などの歌も加わり、いつもと違った雰囲気でした。個人的にはロック調の物は苦手な私ですが、「放射能ロック」は自分の中にすーっと入ってきました。

 早稲田大学に在学中という男性が色々インタビューして来た時この歌を歌ってみました。会話に集中していたのでこちらを見てはくれませんでしたが、きっと耳に残っていると思います。

 少しお年を召した男性が「あたりまえの地球」の歌を聴きながら「この歌良いですね。自分には孫がいるので、絶対に頑張らなければと思っているんですよ。と、熱く語ってくれました。」また胸に「孫のために」と書いた物を貼ったご婦人も、「日本を壊すようなことよく平気でやってますよね。許せません。」と震えながら話してくれました。

 私達に加わってくれている方が配布している冊子を読むと、【原発は爆発しなくても稼働しているだけで放射能をはき出す。】と書いてありました。【そこで働く人達はみんな放射線を浴びてる】とも。にもかかわらず国や電力会社は「安全だ!」を繰り返している。本当に許せません。でも今宵は高齢の方から若者まで本気で頑張っている姿を見ることが出来、励みになりました。

 頑張るぞ!************************************************************************
 

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