奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

理想の先生をめざす。

2011-05-26 11:02:05 | スタッフルーム
 今、奥田中学校に教育実習で大内君と熊木君が勉強にきています。
 大内君は、姉、兄とバスケット部で、いつも怒られていた3人兄妹の末っ子です。
 姉は埼玉で、兄は今年から富山市内の小学校で先生をやっています。
 弟本人も美術の先生を目指しているそうです。中学校時代は、試合に出ることはほとんどなかったけれど、体育館の中ではいつも駆け足で、彼がボーとして立っていたという記憶はまったくありません。
 受験の失敗もあったみたいだけど、あきらめずチャレンジして、夢を叶えようとしている誉也に心ある理想の先生の素質を感じます。
 一方の熊木君は、大内君の一級下で、奥中バスケが初めて県優勝した時のキャプテンです。
 小学校4年から彼に6年間指導した経緯もあるのだけど、子供だと思っていたのに、いつの間にか180センチを超えてとにかく大きくなったの一言です。
 中3の8月は165センチはなかったはずなのに。
 彼が高校1年の時、彼の高校の女性の顧問から、相談を受けました。とにかく熊木君は、なまいきで、私の言うことをまったく聞かないとのことでした。
 彼女には、「あなたがもっと勉強することだ。知ったかぶりしても、彼には通用しないと思うよ、あなたの勝手な指導を押しつけても、理にかなっていなければ、受け入れてくれないと思うよ。」
 「彼は県優勝した中学校のキャプテンだよ。」そういうと、へんに納得されたのを覚えています。
 絢之輔は、キャプテンだったけど最初はスタートではありませんでした。仲間の怪我やなんだかんだで最後の最後に結果を残していった、伝説のキャプテンです。
 苦しいことを経験し、ひとつ芯の通った彼らです。
 きっと僕が描く理想の先生になってくれるものと信じています。