奥田中バスケ部

OKUDA JR BASKETBALL CLUB

日本式マンツーマンを考える。

2025-01-09 05:12:16 | スタッフルーム
 昨日、中学校世代のバスケットボールの最大のイベントが終了しました。決勝の徳島、沖縄の試合は、心のこもった素晴らしい試合でした。
 ところがです。残り数秒、沖縄のエンドスローにてマンツーマンコミッショナーが審判に変わり、時計を止め、日本式マンツーマンの規定違反ということで沖縄に罰則のフリスローを与えてしまいました。
 徳島の3点差リード。沖縄のフリースローカウントで2点差に。そして再度エンドからの沖縄のボール。ブザービーター直前に放たれた沖縄のシュートが外れ試合終了。リングをとらえたシュートだったので、もし入っていたならと思うと、ぞっとします。
 ルール違反と言われる場面は、ピックアップが遅れ、一人で二人を守る場面で、ボールマンを捨てて、レシーバーを守ったということで、ボールマンを守っていないというのですが、意図的なゾーンデフェンスというシチュレーションでは決してありません。
 もし、あのシュートが決まっていたら、マンツーマンコミッショナーは大変なことをしてくれたことになります。試合結果が変わらなかったことが本当に幸いでした。そして何より素晴らしい大会を台無しにしかねないコミショナー制度はどうかと思います。
 この日本式マンツーマンが、個々の判断能力や予測、危険予知能力の弊害になっていることを早くきずいていただきたい。
 一人で守れなければ、二人で、三人で守るのは当然のこと。また逆を言えばアウトナンバーの作り方というか、数的優位を感じさせない攻め方が多くなっているようにも感じます。
 手遅れにならないうちに早く対応をよろしくお願いします。

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